旅は道連れ、道の駅にてガステリアを捕獲
11月の3連休を利用して水上温泉に行って来ました。日頃の疲れを癒すために行った旅行・・・のはずなのですが、子どもたちの世話に追われ、疲れを取るどころか、かえってグッタリしちゃって。
子どもたちは楽しそうだったのでそれはそれで良かったのですが、自分は消化不良気味で。その旅行の帰路、小休憩のためのサービスエリアを探していた時のこと。
ほとんどのサービスエリアは過去に立ち寄ったことがあり、一度高速道路は降りるけど道の駅に立ち寄ってみようということになり、「道の駅玉村宿」に立ち寄ってみたのですが、そこには思ってもみなかった光景が広がっていました。
目に入ってきたのは、まさかの多肉植物たち!しかも、綴化サボテンからリトープス、アガベ、ハオルチア、ガステリアなど、巷のホームセンターではお目に掛かれない珍しい品種ばかり。
しかも、驚くほど安い!一番高くても5,000円くらいしかしないの。いやぁ、もうここは天国か、と。
生産者を見てみるとこれらは全て伊勢崎市の1人の女性が育てた植物なんですよね。すごいなぁと感心しながら、思いがけない出会いにそこから1時間くらい真剣に悩んでしまいました。
で、最終的に連れて帰って来たのはこちら。
ガステリア属の2種類。本当は大きい方1つだけ買うつもりが、ハルが「パパだけズルい!ハルくんはこれ!」と小さい方も買わされまして・・・。
ホントはアガベも買いたかったんですが、レジがキャッシュオンリーで、欲求に反して手持ちの現金が全然足りず・・・、不覚。
自分が選んだのは、ガステリアの「春鶯囀」。何というか、不気味な牛タンにしか見えません(苦笑)。恐竜の舌という人もいますが、どちらにせよ、プラスの形容表現が浮かばない。
この肉厚で武骨な印象に魅了されて購入しましたが、写真で見るとなかなかグロテスクな画ですね(汗)。表面はブツブツしているし、女性受けは最悪なのでしょうが、個人的はすっかり気に入ってしまいました。
一方、こちらはハルが選んだ「美鈴の富士」。札には「極上」と書かれており、「ハルのくせに生意気だ、これを買ったためにアガベが買えなかったんだ」なんてブー垂れていましたが、こうしてみるとすごくきれいなのね。
自分よりよっぽど見立てが良いのか、同じガステリア属とは思えないほど大違い。何はともあれ、これまでの疲れは吹き飛び、すっかりリフレッシュできました。家族サービスを頑張ったご褒美でしょうか。
「あー、もっと買いたかったなぁ」と思う一方で、これから本格的な冬に入るのに、初体験のガステリアを無事に越冬させてやることができるのか、かなりの不安が募っています。
3連休は暖かかったので、冬直前に最後の灌水をしましたが、いよいよ水を断ち、植物たちは休眠状態に入ります。休眠前の植物たちの様子はまた改めて。