【投資】2020年12月の資産運用の状況(前月比+4.33%・高値更新)
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2020年12月はいよいよ世界各地で新型コロナワクチンの接種が始まる一方、第3波の到来で感染者数は爆発的に増加、ウイルスの変異も確認されるなど、株価は期待と不安から一進一退となりました。
ニュースを見ると不安が募る報道ばかりですが、俯瞰してみると少しずつですがコロナ克服に向かっていることを実感しており、低金利とリカバリー期待で個人的には先々強気の見通しを持っています。
さて、12月はボーナスに年末調整の還付金など季節的なイベントがあり、一時的に現金が増えたこともあって、総資産は過去最高を更新して終えることができました。
そんなわけで、今回は12月の運用報告及び2020年の年間総括を行って、2021年の投資につなげていきたいと思います。
12月の取引の状況
12月は以下の銘柄を売買しました。
リサイクル建材のアゼク(エイゼック・AZEK)を新規購入し、ロッキード・マーチン(LMT)とマイクロソフト(MSFT)、それにハイリオン(HYLN)をそれぞれ買い増ししました。
2020年の買い増し回数及び投資金額は以下の通りです。
ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)が最多の4回で買い増し金額もトップ。その他の銘柄についても結果的には大変バランス良く買い増しすることができていて、自分にしては上出来でした。
一方で、これまで興味本位で買い集めた日本株やJ-REITなどはコロナショックで玉石混淆であることが顕在化し、度重なる断捨離を実施し、資産整理を一気に進めた1年でした。
2020年半ばにコア5(JNJ、NCD、MMM、PG、UNP)の地盤固めが完了し、次の目標はコア10への拡張。ということで、現在候補銘柄の買い増しを進めています。
既にトップ5に食い込んでいるHONやNKEのほか、その他候補となっているLMT、UNH、HDなどを買い増していければと考えています。
12月末のアセットアロケーションの状況
次にアセットアロケーションの状況について報告したいと思います。
12月は冬のボーナスや年末調整の還付金が入ったことで、現金が一時的に増えた一方で、12月の買付に充てたため、現金比率は+0.3%と前月比ではほぼ変わらず、影響は限定的となりました。
米国株は引き続き伸長する一方、日本株は微減、新興国株はアリババ(BABA)が大きく下げて▲0.5%と、ジリジリ下げています。
12月の配当金の状況
配当金の内容は以下の通りとなっています。
12月は2番目に配当金流入が多い月となっており、日本株3銘柄、米国株11銘柄等から配当金を受け取りました。
ただし、日本株やJ-REITの多くを断捨離した影響で、前年実績に比べると12月の配当金受取額は前年同月比で▲15%となっており、前年同期比割れとなりました。
前年比では+14%となっており、年間を通じてはプラスをキープしましたが、断捨離前の受取配当金が含まれており、2021年は現在のところ前年対比で▲6%の予定。
各社の増配に期待しつつ、2021年もコツコツと株を買い増しして、まずは2020年の配当金総額を上回れるよう目指します。
保有銘柄と資産の推移
最後に、資産の推移は以下の通りです。
12月は前月比+4.33%となり、2カ月連続で過去最高額を更新しました。総資産はこの1年間で+12.74%の増加。米国株がしっかり上げてくれましたが、日本株が足を引っ張りました。
毎月入金しているのですから資産が増えるのは当然なのですが、新型コロナウイルスに翻弄される中、時代の変化を上手くとらえて資産を大きく伸ばした人もいるのですから、この1年間で得たリターンとしては少々寂しい気がします。
コロナショックを受けて、投資は盲目的にならず、買う前も買った後もホームワークを怠らずに、将来を展望することが大切だということを強く感じた1年でした。
そんなわけで2020年は極めて反省の多い1年でしたが、反省から改善へと行動することができたことは、2021年につながるものと考えております。
2021年は、出遅れ感のある日本株が上昇するのでは、と考えており、思惑通りなら適宜日本株を売却して割合を減らし、米国株にスイッチしていきます。株主優待に未練がないとは言いませんが、受け取ると「まぁこんなもんか」と毎回感じるので、利が乗ったらしっかり売却に踏み切る所存。
そう上手くいくとは思えませんが、静観して結論を先延ばしにするようなことはせず、要所でしっかりと判断を下し、2021年が飛躍の年となるよう頑張ってまいります!
TAGS: 運用報告 | 2021年1月3日