【投資】2021年9月の資産運用の状況(前月比▲2.60%)最高値更新は10カ月でストップ
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いずれは大きな調整が入ると警戒しながらも、先月までチキンレースを繰り広げていた株式相場。9月に入り、とうとう決壊が崩れて株価は大きく下落。ようやく転換点を迎えた感があります。
待ちに待った調整局面、温存していた資金投入をどのタイミングで実行するのか、買いに逸る気持ちを抑えながら、米国10債の利回りなどを見ながら慎重に判断しているところです。
総資産については10カ月続いた最高値更新が遂に途絶えてしまいましたが、こればかりは覚悟をしていましたので、どちらかというと「よくここまで続いたな」というのが率直な感想。これまでの上昇相場が当たり前になってしまい、高値覚えで多少下落したからとすぐに手を出さないよう、頭を切り替えたいと思います。
そんなわけで9月の運用状況を振り返ります。今回もどうかお付き合いください。
9月の取引の状況
9月は以下の銘柄を売買しました。
9月に入り、相場が調整入りしたことをはっきりと確認、これまで長く続いた上昇相場ですので調整入りすれば調整も短期では終わらないと踏んでおり、最低限の取引に留めました。
売却は無し、購入はコア銘柄10種で最下位だったユニオン・パシフィック(UNP)が2021年の基準価格を割り込みそうになったことから、買い支えて基準価格を維持しました。
株価下落と為替の円安により評価額は「ぐわんぐわん」に揺れていますが、コア10は何とか全て基準価格をキープしています。現在最下位のユナイテッドヘルス(UNH)は、順位だけでなく割安感もだいぶ出てきましたので、そろそろ買い増したいところ。
株価上昇時は割安感のある株が少なくなり、つい銘柄を増やしがちですが、相場が一転すると投資余力の関係で買い支えられる銘柄数も限られてきますから、上昇局面で銘柄を増やさずに我慢して良かったと感じています。
そして、やはり下落局面で買い支える候補はコア10が最優先。9月で買いを抑制した分、10月は投資額を増やして着々とコア10の保有株数を増やしていきます。
9月末のアセットアロケーションの状況
次にアセットアロケーションの状況についてご報告します。
現金比率は8.2%と前月比でほぼ横ばい。相場反転に備えて8~10%の投資余力を確保してきましたが、ようやく出動することになりそう。
米国株は大きく下落した一方、自民党総裁選を控えた日本株(自社株を含む)が意外と堅調で資産総額の下落を一部補った格好です。
中国株は恒大集団の債務不履行懸念などもありズタズタかと思いきや、意外にも前月比ヨコヨコでキープしています。
9月の配当金の状況
配当金の内容は以下の通りとなっています。
受取配当金は前年同月比で112%と、6月以来のプラスとなりました。ここでもコア10が頑張ってくれており、コア10銘柄中7銘柄から配当を受け取りました。コア10はボリュームもあるだけに配当金もまとまった金額が入ってくるので嬉しい限り。
受取配当金の年間見込み額は、コロナショック後の保有銘柄見直しにより前年比で79%まで落ち込みましたが、現在は買い増しと増配の効果により84%まで回復しました。
残り3カ月で買い増しをしても受取配当金の寄与は来年以降になりますので、来年の受取配当金の増額を目指してコツコツ積立投資をしていきます。
なお、現時点で2022年の受取配当総額予想は2021年と比べて97%と今年よりも更に下回る見通し。残り3カ月での投資により、年末までに100%まで持って行ければと考えています。
保有銘柄と資産の推移
最後に、資産の推移は以下の通りです。
2020年11月から10カ月続いた総資産の増加はストップし、前月比で▲2.60%となりました。ずっと右肩上がりだったのが逆に不安でしたが、ようやくの調整に少し安堵しています。
さて、これからどのくらいの期間調整に入るのか気になるところですが、幸い最近は趣味に回帰しているのでポジポジ病は鳴りを潜めています。
相場を予測して当てられるほどのスキルは持ち合わせていないので、自分が設定した投資基準、投資ルールに従って忠実に行動し、良い時も悪い時も着実に資産を積み上げていく”堅実な投資”を実践していきます。
TAGS: 運用報告 | 2021年10月1日