【投資】2023年8月の資産運用の状況(前月比+1.3%・過去最高更新)軟調相場もプラスで終える
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夏枯れ相場となった8月。ジャクソンホール会議を警戒して、株価はもみ合いの状態です。個人的には年始からの株価上昇は6月が天井と思っていましたが、我がポートフォリオは7月に続き8月も続伸となりました。
株価上昇にばかり気が向きがちですが、マイナス要因をあらかじめ潰していくことも、同じくらい大切だなぁと感じます。
マイナス因子をポートフォリオに組み込まないのが一番ですが、100%排除することは不可能ですし、投資した当初は無くても時間と共にマイナス因子をはらんでしまう可能性もあるので、気になったら放置せず、きちんと精査し、速やかに答えを出して、対処することを心掛けています。
そんなわけで2023年は負け知らずな8月の資産運用状況をご報告します。今回もどうかお付き合いください。
8月の取引の状況
8月は以下の銘柄を売買しました。
- 割安感:ペプシ(PEP)
- 成長性:KeePer技研(6036)
- コア10最下位:ハネウェル・インターナショナル(HON)
今月も上記3つの視点から株式をチョイスし、3銘柄を購入しました。ペプシ(PEP)は新規購入、KeePer技研(6036)とハネウェル・インターナショナル(HON)は買い増しとなります。
PEPは長年保有したいと思いながらなかなか手を出すことができませんでしたが、ようやく購入に至りました。割安感では他にCMEグループ(CME)やディアー(DE)辺りも候補でしたが、もう少し下落を待ちたいと思います。
コア10は6月に年内の目標値を全銘柄クリアしましたが、中国の不動産バブル崩壊、デフレ、景気後退などからナイキ(NKE)が売り込まれており、目標値を下回ってしまいました。
来月の買い増し候補ですが、中国リスクは今後長期化する可能性もあり悩ましいです。
外国株はPEPの新規購入で、23銘柄になりました。PEPの購入で、ポートフォリオに加えたいと思う銘柄はほぼ買い尽くしました。
時々「もう少し中小型株を増やしてもいいかなぁ」と思うこともありますが、減らさない投資を心掛けるため、まずは今保有する銘柄の厚みを増していくことを第一に考えて投資をしていきます。
一方、日本株はKeePer技研を買い増ししております。保有する日本株の中では今一番お気に入りの銘柄です。
最近は米国株が下落傾向ですが、その落ち込みを日本株が支えてくれています。 ナカニシ(7716)や東京応化工業(4186)についても、チャンスを見て買い増ししたいところです。
7月末のアセットアロケーションの状況
次にアセットアロケーションの状況についてご報告します。
現金比率は11.1から10.8%へと続落しています。膨らんでいた自社株を一部売却してリスクを引き下げつつ、その資金をPEPの買付に回していることから、先進国株の割合が前回から大きく増加しています。
8月の配当金の状況
配当金の内容は以下のとおりとなっています。
配当金は、日本株1銘柄、米国株4銘柄からぞれぞれ受領しました。8月の配当金流入額は、前年同月比で+11%となりました。1月+125%、2月+34%、3月+34%、4月+15%、5月+10%、6月+18%、7月+13%、そして8月は+11%と、前年同月比+10%以上をキープしています。
年間配当金受領見込みは、8月末時点では前年比+23%の見込みです。後半戦で+25%まで引き上げることができるか、買い増しと共に他力本願ですが、増配発表に期待しています。
保有銘柄と資産の推移
最後に、資産の推移は以下の通りです。
2023年8月は、前月比で+1.31%と辛うじて続伸し、上昇はこれで8カ月連続となりました。2023年に入ってからは負け知らず、成長率は年初から+22.9%上昇しております。
資産がどんどんを増えてくれるのは有難いですが、なかなか買い場が訪れず、眠らせている資金が持て余している状況。「株買いたい病」を発症しないように常に自分に言い聞かせています。
このまま強気相場が続くようなら、リスク因子を抱えた銘柄から少しずつ売却し、ベアマーケットに反転したならここぞとばかりに買い進められるよう、どちらに転んでもすぐに動ける準備を粛々と進めていきたいと思います。
TAGS: 運用報告 | 2023年9月1日