【投資】2023年11月の資産運用の状況(前月比+5.26%・過去最高値更新)
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いよいよ底を打った感のある11月。ゴルディロックス相場で株価はゆるゆると、しかし万遍なく軒並み上昇しました。過去最高値を久しぶりに更新し、月により浮き沈みはあるものの、今年は順調に資産形成が進んでいることを実感します。
しかし、今年の投資の反省点もチラホラ見えてきました。特に米国株が上昇した際、割安感を求めて久しぶりに日本株に手を出しましたが、その後の米国株の下落を一時的にリカバリーはしてくれたものの、米国株が上昇とは正反対に日本株は萎んでマイナス圏に。
含み損を抱えると心理的に売り難くなるので、役目を終えたと割り切り処分するか、それともしばらく持ち続けるか思案のしどころ。こうして悩むくらいなら、無理に日本株は買わずに我慢強く米国株を買い続ければ良かったかな、と思わないでもありません。
年末に近づき、そんな反省と、来年からの新NISAの投資戦略について考えを巡らせ始めた11月の資産運用状況をご報告します。今回もどうかお付き合いください。
11月の取引の状況
11月は以下の銘柄を売買しました。
- 割安感:ナカニシ(7716)
- 成長性:コストコ・ホールセール(COST)
- コア10最下位:10銘柄全て基準値クリアで買い増し無し
今月も上記3つの視点から株式をチョイスし2銘柄を購入しました。ナカニシは大きく円安だったにも関わらず決算が良くなかったですね。更に、株式買い増し後に円高が進んでおり、今後更なる業績の悪化が懸念されます。
個人的には、同社の技術力に期待して長期目線で購入していますので、右往左往する気は無いのですが、冒頭に記載したとおり、日本株については米国株に比べ利益性が低く、外部環境に業績が左右されやすいため、長期で保有するには向かないなぁと改めて実感し、日本株を保有することに再び迷いが出始めています。
コア銘柄10種については株価が持ち直し、全て目標基準値をクリアしています。ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)は現在最下位ですが、来年はイーライ・リリー(LLY)と銘柄入れ替えを検討しており、買い増しは迷って今月はジャンプしました。
外国株は前月同様23銘柄のまま。年内は来年の受取配当額を増やすため、優良配当株を中心に積み増していく予定。上記のとおりコア10の買い増しが中心となるかと思います。
来年になるとまたコア10の目標基準値を10~20%引き上げる予定ですので、年内の目標基準値はしっかり越えて1年を終えたいところです。
11月末のアセットアロケーションの状況
次にアセットアロケーションの状況についてご報告します。
現金比率は9.1から7.7%へと続落しています。12月には賞与や年末調整の還付金など臨時的な入金がありますので、年末までに現金比率は10%程度まで戻る予定です。
11月の配当金の状況
配当金の内容は以下のとおりとなっています。
配当金は、日本株2銘柄、米国株5銘柄からぞれぞれ受領しました。11月の配当金流入額は、前年同月比で+11%と大きく増加しました。
2023年は1月+125%、2月+34%、3月+34%、4月+15%、5月+10%、6月+18%、7月+13%、8月+11%、9月+22%、10月+41%、そして11月も+11%でしたので、前年同月比+10%以上を毎月キープしています。
年間配当金受領見込みは、9月末時点と変わらず前年比+25%の見込みとなっています。まぁこの時期に買い増ししても、買い増しした株の配当金は来年に反映されますから影響しないのは当然ですね。
ちなみに来年の受取配当額は2023年比で+10%の予想となっています。これが来年末までにどれだけ増やせるか。可能であれば今後の買い増しと増配により、今年同様+25%程度まで引き上げられれば、と期待しています。
保有銘柄と資産の推移
最後に、資産の推移は以下の通りです。
2023年11月の総資産額は、前月比で+5.26%と大幅に上昇しました。過去最高値だった8月比でも+3.25%となり、過去最高を更新しています。
12月は一段高で有終の美を飾ることができるかに期待しつつ、最近薄れつつある暴落リスクに対する警戒感を再度持ち、どのような環境下でも着実に資産が増やせるよう、残り1カ月余りとなった時間で今後の投資戦略を再考したいと思います。
TAGS: 運用報告 | 2023年12月10日