【投資】2023年12月の資産運用の状況(前月比+0.6%・最高値更新)年間で27.65%増加
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2023年が終わりました。3年にもわたるコロナとの闘いにようやく終止符が打たれてからは、堰を切ったように経済が目まぐるしく変化した年となりました。
投資の面においても、年初には想像もしていなかった動きが続き、結局のところ予想や相場の見通しなんて何に役にも立たないこと、大切なのは相場がどちらに転んでもケガをしない備えと、その場の状況判断であることを学んだ1年となりました。
おかげさまで2023年12月は過去最高値を更新し、取引を終えることができました。そんなわけで有終の美を飾った12月の資産運用状況をご報告します。今回もどうかお付き合いください。
12月の取引の状況
12月は以下の銘柄を売買しました。
- 割安感:プロクター・アンド・ギャンブル(PG)
- 成長性:無し
- コア10最下位:ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)
今月も上記3つの視点から株式をチョイスし2銘柄を購入しました。プロクター・アンド・ギャンブル(PG)は買いシグナルが点灯していたことから購入。ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)はコア銘柄10種で最下位、目標基準値も割り込んでいたことから買い増ししました。
コア銘柄10種については、2024年度も組み入れ銘柄を入れ替える予定はありませんので、2024年は10銘柄の目標基準値を約20%引き上げます。来年に向けて少しでも底上げをしておきたいという思惑もあり、上記2銘柄を買い増ししています。
ご覧のように、コア銘柄10種は2023年の目標基準値を全てクリアして終えることができました。
しかし、2024年に目標基準値を20%引き上げた場合、現時点でクリアしているのは2銘柄のみ。年前半は新NISAを活用し、コア10の買い増しを優先的に実行する予定です。
外国株は前月同様23銘柄のまま。前述のようにコア10の買い増しを優先しますが、ネクストコア銘柄としては、コストコ(COST)、イーライ・リリー(LLY)、ゾエティス(ZTS)辺りを育てる一方、エヌビディア(NVDA)やアドビ(ADBE)は一定水準に達したら一部利確したいところです。
12月末のアセットアロケーションの状況
次にアセットアロケーションの状況についてご報告します。
現金比率は7.7から8.1%へと若干上昇しました。これは冬賞与や年末調整の還付金など臨時的な入金があった影響です。
基本的に現金は、毎月買付を行うたびに目減りしていきますので、個別株(サテライト銘柄)を段階的に利確する必要があります。
12月の配当金の状況
配当金の内容は以下のとおりとなっています。
配当金は、米国株13銘柄、ETF1銘柄からぞれぞれ受領しました。12月の配当金流入額は、前年同月比で+25%と大きく増加しました。
2023年は1月+125%、2月+34%、3月+34%、4月+15%、5月+10%、6月+18%、7月+13%、8月+11%、9月+22%、10月+41%、11月+11%、そして12月は+25%でしたので、1年を通じて前年同月比+10%以上達成することができました。
2023年の年間配当金受領額も前年比+25%となりました。1年で配当金が25%も増加したのですから、自分にとっては上出来です。引き続きポートフォリオを強固なものとし、キャッシュマシーンを構築していければと思っています。
なお、現時点での2024年の受取配当額は、2023年比で+11%の予想となっています。2023年と同程度の上昇を目指すのであれば、残り+14%の積み増しが必要となりますので、年初から積極的に買い増しを進めていかねばなりません。結構厳しいですね。
保有銘柄と資産の推移
最後に、資産の推移は以下の通りです。
2023年12月の総資産額は、前月比で+0.60%と若干の上昇に留まりましたが、なんとか過去最高値を更新し、無事に1年を終えることができました。
1年間では総資産額を+27.65%上昇させることができ、十分満足のいく結果となりました。
FRBによる巧みな操縦で軟着陸のシナリオも見えてきた今、相場の上昇に乗り遅れるリスクを感じ、買い急ぎたいという衝動と、反対にそろそろ急落もあるだろうと思う冷静な自分もいて、葛藤しています。個人的にはバランスの取れたいい精神状況だと思っています。
最近薄れつつある暴落リスクに対する警戒感は常に持ち、相場がどのように動いても着実に資産が増やせるよう、しっかり頭を使いながら2024年も投資に取り組みたいと考えています。
TAGS: 運用報告 | 2024年1月6日