【投資】日本株:ウルトラファブリックスHD(4235)を新規購入

投資・マネー

正月休みの時間を使い会社四季報を読み込んでいましたが、「せっかく苦労して2000ページに目を通したのだから何か買わないと勿体無い」という謎の義務感に駆られて、20銘柄ほどに絞った銘柄の中から株価的に妙味がありそうな銘柄を1銘柄購入しました。

毎月第三木曜日を「投資の日」に定めて、原則月に1回株を購入していますが、今回新規購入したのはウルトラファブリックス・ホールディングス(以下「UFHD」・4235)です。(米国株2銘柄は買い増し)

合成皮革製品の製造・販売を事業とする同社は、製造会社の第一化成株式会社と販売会社の米国・Ultrafabrics Inc.を擁するホールディングス会社です。オフィス家具や自動車、航空機などで使われる合成皮革製品を主に欧米で販売しています(日本・アジアではほとんど使われていないとのこと)。

アニマルフリーであり、本革に比べて軽量のため電気自動車や航空機の省エネに貢献できることもあり、SDGsへの意識の高まりもあって需要は旺盛のようです。

営業利益率は15%前後で安定しており、売上高もEPSも順調に右肩上がりということで候補に挙げていました。

その中でも、時価総額が300億円未満でスタンダード市場からプライム市場への移行意欲もあることから、年初から絶好調の日経平均株価に大きく後れを取っている小型株にいつか資金が回ることも期待しています。

IR説明会などで得た情報で今後のために備忘すると、新工場の建設は既存工場の老朽化で生産能増が目的ではないこと。今後の需要増にはパートナー企業に製造委託するので、今後新工場の減価償却も加わり利益性に一定の圧力が掛かるとのこと。

日本の自動車メーカーはコストにシビアで参入できておらず、自動車向けシートは企画がかなり厳しく採用までに時間も掛かる一方、航空機向けシートは難燃性であること以外は条件も少なく利益性も高いため、積極的に商売を取りに行きたいという意思を感じました。

省エネに貢献する同社の製品は、サステナビリティへの社会的な意識の高まりを受けて今後益々企業や消費者に受け入れられていくように思います。個人的には、同じ日に買い増ししたアゼク(エイゼック・AZEK)もリサイクル建材を扱っており、どちらも応援したい企業です。

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しっかし、この調子だと会社四季報が出るたびに1銘柄ずつ増えていく気がしています。新NISAになって成長投資枠を積極的に活用していきたいところですが、買い急がないように注意したいところです。

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