【投資】2024年10月の資産運用の状況(前月比+5.94%・最高値更新)産業ファンドを新規購入
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衆議院議員選挙、自公過半数割れという結果にも関わらず株価は反発し、素人予想など全く通用しないと感じた10月。結局のところ、政局と株価は別物。株価の動きは向かった方向が常に正しい。その結果に対して割安なら買い向かい、割高なら見送るだけのこと、ですね。
さて、間もなく米大統領選ですが、同じことが言えます。トランプトレードに乗ることなく、トランプ・ハリスどちらに転んでもいいように準備し、対応すること。予想を的中させて短期の利ザヤを稼ぐわけではないので、向かった方向が自分軸で投資妙味があるかどうかを判断して投資をしていきます。
ポートフォリオに手を加えない時ほどパフォーマンスが良いのはいつものことで、多分に漏れず今月も大幅に続伸した1カ月でした。そんなわけで2024年10月の資産運用状況をご報告します。今回もどうかお付き合いください。
10月の取引の状況
10月は以下の銘柄を売買しました。
- 割安感:ショーボンドHD(1414)
- 成長性:なし
- コア10最下位:ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)
- その他:産業ファンド投資法人(3249)
今月も上記3つの視点から株式をチョイスし3銘柄を購入しました。日本株では高速道路や橋梁補修等を手掛けるショーボンドホールディングス(1414)を買い増ししました。株価500円台の頃を知っているだけに、当時買ったまま持ち続けていれば・・・、と思わないでもありませんが、今でもいい銘柄ですのでコツコツ買い増し(S株です)。
最近では海外展開にも積極的。地震大国・日本で培った補修技術は大変高いモノがあるかと思いますので、今後の更なる事業拡大に期待しています。配当利回りも2.6%程度あり、成長性と配当のバランスが大変気に入っています。
一方、コア銘柄10種からは9位に位置していたジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)を買い増しをした結果、6位まで順位が上がりました。タルク訴訟でずっとくすぶっている株価ですが、引き続き順位が下がってくれば買い増しをしていく方針です。
最後にJリート。産業ファンド(3249)を新規購入しました。同じくロジスティクスではGLP(3281)を持っていますが、産業ファンドの場合は、ロジスティクス以外に研究施設等の物件も扱っていることから、より広範な産業の物件を保有しています。
配当利回り6%になるように指値していましたが、無事にヒットしてポートフォリオの仲間入りをしました。今年も残りわずかとなり、来年の受取配当額をいかに増額していくかを意識している中で、軟調なJリートは投資対象は選択肢の1つだと思っています。
10月末のアセットアロケーションの状況
次にアセットアロケーションの状況についてご報告します。
現金比率は3.1%から2.4%に下落。一方、ゴールドは上昇傾向が続いており、2.7%と新興国株の2.5%を上回り存在感が増しています。最近、やさぐれメタルさんの動画を見てゴールド面白いな、と。価格高騰時に手を出すのは悪手なので自重しますが、もう少し比率を上げようかと考えています。
逆に新興国株は中露を中心とした社会主義・共産主義と民主主義の対立が激化の一途を辿っていることから、地政学的問題が更に深刻化する可能性を考え、積立を中断することも検討しています。
10月の配当金の状況
配当金の内容は以下のとおりとなっています。
配当金は、日本株1銘柄、米国株5銘柄、Jリート1銘柄からそれぞれ受領しました。10月の受取配当金合計は前年同月比で+65%となりました。
2024年の配当金流入額については、前年比+23%で残り2カ月での+25%達成はほぼ難しい状況。ということで今は来年の受取配当金額を如何に増やすか、という方向に舵を切っています。その一環として産業ファンドを新規購入したのは前述のとおり。
保有銘柄と資産の推移
最後に、資産の推移は以下のとおりです。
2024年10月の総資産額は、前月比で+5.94%と大幅続伸し、6月の最高値からも+5.44%と大きく更新しています。
11月には米大統領選を控えていますし、米ドル資産が大きく為替次第で資産評価も大きく上下しますから、ぬか喜びせずにこれまで通り淡々と積み上げていきます。
TAGS: 運用報告 | 2024年11月2日