【投資】2024年12月の資産運用の状況(前月比+2.1%・最高値更新)年間+34.7%でFIN!

投資・マネー

投資運用状況」ページを更新しました。

2024年が終了しました。思い返せば1年なんてホントあっという間だったように感じます。資産については大きく飛躍した年になりました。

いくつか要因はありますが、エヌビディア(NVDA)をはじめ、イーライリリー(LLY)、アクソン・エンタープライズ(AXON)、パランティア・テクノロジーズ(PLTR)など、時流に乗ることができたおかげかと思っています。

ハイテク株をはじめとするグロース株投資については元来苦手としてきましたが、半導体や生成AIなど、学ぶほどに引き込まれる技術の目覚ましい進歩と将来への期待から、自身の保守的な投資姿勢を改めるきっかけになりました。

一方で、これら一部のハイテク株に投資をしようと思えたのも、「コア銘柄10種」を中心にポートフォリオの軸に据えている保守的な銘柄たちがしっかりと土台を形成してくれているお陰でもあります。

2024年の上昇は出来過ぎであり、2025年も成長を維持できるかは大いに疑問ですし、再現性があるかは自分の中でも懐疑的ですが、客観的に1年の取引を振り返り次につなげるべく、2024年12月の資産運用状況をご報告します。今回もどうかお付き合いください。

12月の取引の状況

12月は以下の銘柄を売買しました。

  1. 割安感:ショーボンドHD(1414)
  2. 成長性:ブロードコム(AVGO)
  3. コア10最下位:なし
  4. その他:なし

12月はボーナスや年末調整の還付金などがあり、資金的には余裕が出たものの、株価も大きく上昇してしまい、買いたいと思える水準にある株がほとんどないことから最低限の取引に留めました。

購入したのは、橋梁工事などを手掛けるショーボンドホールディングス(1414)の買い増しと、AIと
HPCアプリケーションの名脇役であるブロードコム(AVGO)の新規購入です。

日本株全体では年末にかけて復調基調ですが、ショーボンドの株価はずっとグズグズしていますね。成長性、財務体質、配当共に申し分ないと思うのですが。最近では海外進出にも積極的ですし、日本の高い技術力で海外市場開拓の動向に期待しています。

配当利回りは2.7%程度ありますので、成長を気長に見守りつつ、いずれ株価も上昇転換してくれるものと期待しています。

ブロードコム(AVGO)はメガテックからASICチップの開発を受託する半導体メーカーです。ASICチップとは、特定の用途や機器の特殊機能に合わせて作られた半導体集積回路のことです。汎用的な用途ので半導体集積回路と比較し、ASICは用途を限定して設計されている分コストと抑えることができます。

AVGOは、それ以外にもVMウェア買収により、仮想化とクラウド技術の進化に欠かせない存在です。クラウドインフラとネットワーク曽仮想化をさらに発展させつつ、AIとアクセラレーテッドコンピューティングの環境に柔軟性と拡張性を提供します。

その他、シマンテックなども参加に加えており、データセンター、ネットワーキング、ブロードバンド、無線通信などの分野で先進的な半導体とエンタープライズレベルのソフトウェアを開発している点から大いに期待しています。

先日の決算で株価は大きく上昇してしまっており、乗り遅れた感はありますが、長期的な成長を期待していることから、打診買いだけしました。今後株価が大きく下げる局面を待ち、買い増ししたいと考えています。

12月末のアセットアロケーションの状況

次にアセットアロケーションの状況についてご報告します。

現金比率は2.2%から2.7%に若干上昇。ボーナスの一部と年末調整の還付金が反映された影響です。先進国株は全体の75.8%になっています。ほぼ米国株で、株高とドル高の相乗効果で大きなポジションを占めています。米国株に一極集中している感は否めません。

今後の日米政策金利の動向次第では円高に振れる可能性もあり、株安と相俟って大幅に資産が縮小する可能性もありますが、為替の動向なんて予想しようもありませんし、米国株がダメな時は全世界の株も総じて弱いので、今後も米国株中心の投資を継続していきます。

12月の配当金の状況

配当金の内容は以下のとおりとなっています。

配当金は、日本株2銘柄、米国株10銘柄、新興国株1銘柄からそれぞれ受領しました。12月の受取配当金合計は前年同月比で±0%となりました。前年比で差が無いのはユナイテッドヘルス(UNH)の配当金受領のタイミングが期ズレした関係です。

2024年の受取配当金額は前年比+23%でフィニッシュ。目標としていた前年比+25%には残念柄届きませんでした。

2025年は期初の時点で+15%の予定。減配リスクのある株は日本株に2銘柄(ロームとウルトラファブリックスHD)ほどありますが、米国株は増配が期待できる株ばかりですので、買い増しと増配で目標である+25%達成を目指します。

保有銘柄と資産の推移

最後に、資産の推移は以下のとおりです。

2024年12月の総資産額は、前月比で+2.09%と続伸し、年初来では+34.65%の上昇となりました。冒頭にも書きましたが、1年で資産が1/3も上昇するのは出来過ぎですね。

最近では、いつ暴落に見舞われるか、いつ利確すべきか、なんてことばかり考えていますが、売りたい銘柄がほとんどないんですよね。とは言え、今はお気に入りの銘柄でも、利が乗っているうちは可愛く見えても、含み損になった途端に嫌いになる、なんてことはよくあるので、処分する順位も今から考えておきます。

利確が苦手な自分のために、相場が上昇でも下落でも安定したパフォーマンスが出せるよう、相互にカバーし合えるバランスの取れたポートフォリオ構成になるよう心掛けていますから、売る必要が出てくるのはよっぽどの事態で、そうならないことを願うばかりですが。

2024年の好環境は例外的であり、これが2025年も続くとは決して思わないように意識して、フラットな姿勢で2025年も投資を楽しんでいきたいと思います。今年もどうぞよろしくお願いします。

 

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