ハルノヤシ(ココスヤシとワシントンヤシ)1カ月間で我が家にヤシが2本も増えた話

ハル(長男)は植物が好きで、これまで様々な植物に関心を示してきましたが、現在は「ヤシ」に夢中です。将来自分の家を建てた暁には庭をドライガーデンにしてヤシを植えたい、とのこと。
自分の家を建てるまではまだ先の話ですが、実物の「ヤシを見に行きたい」というので、どこに行けばあるのか見当もつきませんでしたが、まぁシマムラ園芸に行けばあるのではないか、と家族で訪れました。
珍しい植物たちに一応一瞥をくれるものの、今のハルが一番見たいのはおっきなヤシ。独りで店内を歩き回り、しばらくすると「パパ来て~!」と奥の方からココスヤシを探してきました。

値札を見ると大きさにしてはかなりリーズナブルな価格。ココスヤシなら耐寒性もあり、マイナス5度程度まで耐えられますので、我が家でも年中屋外に出していても大丈夫そう。シルバーがかった美しい弓なりの葉で自分も欲しくなってしまいました。

4株あり、「もし買うならどれにしようかなぁ」と悩んでいたら、真剣に欲しくなってしまったようで、最後には「おこづかいで買ってもいい?」と。
そこまで真剣に考えて、コツコツ貯めていたお小遣いで買うのなら親として止める理由もありません。自分もちょっと援助して、晴れて購入することになりました。

店員さんからは「お値打ち品を見つけたね!」「小さく買って大きく育ててね!」など励ましの言葉をかけてもらい、一層モチベーションも高まったようです。
もうこれでしばらくは植物を買うこともないと思っていた植物ですが・・・。
先日、旅行直前にアチャ(次男)がインフルエンザに罹って中止になってしまい、ハルがつまらなそうにしているので、代わりにどこか連れだそうと希望を聞いたらまた「植物が見たい」と。
自分もレモンの苗木が見たかったので、道の駅あんぎょうにある川口緑化センター樹里安まで車を飛ばすと、目ざとく1本だけ売られているワシントンヤシを見つけてきました。

ワシントンヤシも耐寒性はマイナス5度程度とのことなので、屋上なら何とか育てられます。旅行に連れていけなかった負い目もあり、買ってあげることに(そのため自分の買い物の方は無しに・・・涙)。

こうして、9月だけでヤシが2本も増えてしまいました(汗)。草花を買うみたいにポンポン増えてしまい、後々後悔しないかいささか不安でもありますが、子どもの好奇心は伸ばしてやりたい気持ち半分、自分も触発されて欲しくなっちゃった気持ち半分、まぁなんとかなるでしょう。

どちらも一回り大きな鉢に植え替え、肥料もしっかり与えました。特にワシントンヤシは下葉2枚が黄色く枯れかけていたので大丈夫かと心配でした。植え替えて数日で扇が閉じるように完全に枯れて不安な気持ちで切り落としたのですが、中央から新しい葉がぐんぐんと上がってきて一安心。

ハルはこの他にも公園でヤタイヤシの実を拾ってきて種を撒いたりと、益々ヤシ熱は高まっている様子。 いずれはハルが建てた大きな家の庭に地植えしますが、それまでは他の植物たちと一緒に、主に私が日々の面倒を見ることになりそうです。
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