80%OFF+本格お直し=安く仕上る Vol.3
当日の朝、SARTO銀座店へ電話をし、予約を取りました。
その日はMen’s EXでSARTOが特集された直後だったらしく(発売日翌日だったか)、
また週末ということもあり、結構予約で埋まっていましたが、
なんとか夕方の時間で予約を取ることができました。
入口を入るとまず感じたのは靴クリームの香り。
そして目の前にはさまざまな革靴が並び、色の染め替えなどを行っていました。
「ストラスブルゴの・・・」「フランスのマサロ・・・」などの単語がお客さんとの会話から
聞こえてきたので、ストラスブルゴで染め替えを紹介されたのはきっとこちらなのかしら?
さて、その奥ではフィッティングをする人、相談をする人など数人のお客さんで
店内はいっぱい。
「お待たせしました」と、対応してくれたのは若い男性のフィッターさん。
早速羽織ってジャケットの具合を見てもらいました。
「そうですねぇ」と言いながら、挙げられた問題点は3点。
「まず袖丈が長いので肩部分から詰めます。肩幅もちょっと広いですね。それと肩回りがお客様の肩回りと比べて大き過ぎます。」
先に挙がった2点は難しくなさそうだが、肩回りをどう処理するかに苦慮している様子。
そこで登場したのが店長の陳さん。
状態をちょっと見て、
「肩幅をしっかり詰めて肩に乗せる感じで処理すれば、肩回りを処理しなくてもすっきりする」
といったような感じの話をフィッターさんに助言。
多くの経験を通じての意見交換が交わされている様子になんとも頼もしさを感じます。
その後はまさにミリ単位の計測。
ちなみに左腕と右腕の長さの差は8mmだそうです。
金額も最初に提示された3点修正から2点修正へと変更になり、
金額にして13,000円。
お直しのお店の相場では
肩幅詰め約5,000円、袖山からの袖丈詰めが約6,000~8,000円
くらいでしょうから、信頼料を考えるとむしろ安いくらいではないかと思います。
余談ですが海外では既製品を買った場合、お直しに同額くらい出して
自分の体にフィットさせるらしい。
なんだかわかる気がします。
6月初旬に完成予定とのこと(冬物なので急がないといったため結構先に)。
気長に待ちたいと思います。
TAGS: ErmenegildoZegna・Jacket・Outlet・Repair・Salto | 2011年5月14日