80%OFF+本格お直し=安く仕上る Vol.4
仕事中、携帯電話が鳴りました。
出てみると、SARTO銀座店からお直しの仕上がりを知らせる電話。
とうとうできましたか!
その日のうちに足を運び、久しぶりのご対面。
おぉ~!以前より明らかに袖が短い(当たり前か)。
パッと見でも左(タグが残っている方)の方が長く見えます。
早速羽織ってみると、ミリ単位の調整のおかげか、両袖丈がピッタリに!
もう袖丈のせいで「着られてる感」が出ることはありません。
逆に「小慣れてる感」が出て、ジャストサイズの効果は絶大ですね。
(自分撮りができず、着ている写真が載せられなくてスイマセン。)
うわさ通りのリペア技術を目の当たりにし、思わず感心してしまいました。
今回、肩詰め、袖丈詰め、そして肩回りの作りが大きいがゆえの肩裏のだぶつきを
肩部分の調整で一挙に解決したわけですが、その肩部分の写真がこちら。
きれいな縫い合わせに目がいきますが、肩部分の縫い合わせが
ぐぐっと大きく急な曲線となっています。
しかし、着てみるとまったく自然なのです。
肩回りは今さら小さくできないので、だぶつき感のあったところほど深く削り、
急にカーブにすることで、着た時の肩回りをなるべく薄く収め、
フィット感を出しているのでは、と考えています。
合わせて肩のだぶつき感を解消しつつ肩幅と袖丈を同時に調整しているんですから
よほど計算されているのでは、と勝手に感嘆しています。
今回、ひょんなことから安く上質な物を発見し、始まったこの企画。
物は良くかつ安い、でもちょっとサイズが・・・。
根っからの貧乏性がお得感で衝動買いしたいがための
解決策を模索する内容でしたが、信頼のおけるリペアショップのおかげで
オーダー品のごとく着る方法を見つけることができました。
これに味をしめて衝動買いにひた走ることがないことを祈るばかりですが、
一つの選択肢として今後大いに活用できそうです。
アウトレット価格とSARTOさんに感謝です。
もう明日からでも着たいですが、残念ながら今日から暑さ復活の兆し。
早く冬よ、来い!
TAGS: ErmenegildoZegna・Jacket・Outlet・Repair・Salto | 2011年6月9日