もはや音楽と自分をつなぐツールはイヤホンしか無かった。

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イヤホンなんてはじめてまともに買ったかも

最近、音楽関連のエントリが続いておりますが、ブログの趣向が変わったわけではなく、ホントたまたまです。買い物に行く時間もなければ休みを取る余裕もなく、仕事のストレスで多少鬱々としており。気分転換のために音楽に頼っているところはもちろんありますけど。

さて、これまでポータブルミュージックプレイヤーは第1世代のiPod nanoを、イヤホンは一緒についてきた付属品を、特に気にすることもなく愛用していましたが、通勤時に左耳からスピーカーのコーンが割れた時のようなビビリ音がして、とうとう寿命を迎えてしまいました。今まで本当にありがとう。

ということで、代わりのイヤホンを探しに家電量販店へ。実はイヤホンって家電メーカーだけでなく、スピーカーメーカーやマイクメーカーまで、様々なメーカーが出しており、値段もピンキリ。店内を端から順番に視聴して歩き、最終的にVictor(ビクター)製のイヤホンを買って帰ってきました。

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  • Victor(ビクター)/HA-FXT90

それにしても、今や大手量販店はなんでも試せる時代、ホント便利な世の中になったものです。基本は通勤時に使うので、もし万が一満員電車などに揉まれ断線しても諦めがつくように1万円以下の価格帯で探し、音質の好みでこちらに決定した次第。

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遅れてる、と言われそうですが初めてのカナル型イヤホン。ずっと避けてきたんですけどね。耳の奥に入れるのって何だか不衛生だし、人に「ちょっと聞いてみる?」なんて気軽に貸せないし・・・って思っていましたが、よくよく考えたらもう身近に音楽を語れる友人なんかいなかった・・・orz。逆に、通勤時にも使うわけだし、周囲への配慮を考えると遮音性に優れたカナル型の方が今やスタンダードなのだろうと一人で妙に納得してみたり。

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肝心の音は、ツインシステムユニット構造だからでしょうか、低音に潰されることなく高音域の音が立っており、楽器一つひとつの音が繊細な部分まで驚くほどはっきりと聞こえます。それでいて低音もしっかりあり、高音と絶妙に共存している点で、このクラスでは抜群にバランスがいい。低音が聞こえないのは論外ですが、かといってイヤホンで重低音を聞く、ましてやカナル型で耳の奥に流し込むのはそれはそれでしんどいので。シンバルの音、ベースのアタック音など、これまで意識しなかった音が鳴っていることに気づけるほどクリアに聞こえ、以前より音に立体感が出た感じがします。

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一応携帯用にポーチもついていて、これは結構便利。コードが1.20mとちょっと長いのが不満ですが、それ以外は文句なし。カカクコムを見ると評価はまぁ普通なのですが、人それぞれ好みもあるので。やっぱり最後は自分の耳で確認しないといけませんね。同じ曲を聴くのでも、ライブ感が増し、とても満足しています。

気がつけば、一人暮らしの時にはあったAV機器やスピーカーはすっかり姿を消し、自宅で腰を据えて音楽を聴くことも、ましてや楽器を演奏することも無くなり、今や通勤時のみの楽しみとなってしまった音楽との関わり。たかがイヤホン一つですが、自分にとっては音楽とつながりを持つための重要なツールであることを思うと、十分な時間とそれなりのコストをかけて正解だったと感じています。

ではまた。

Victor ステレオ ミニヘッドホン ブラック HA-FXT90

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