【CD】andymori(アンディモリ)/宇宙の果てはこの目の前に
青い時代を閉じ込めた名盤
シンプルながら、純粋でストレートな歌詞とどこか懐かしく響く声に胸にかすかな切なき痛みを感じ、青春時代の時間を1ページずつ繰るように聴きたくて購入したandymori(アンディモリ)のアルバム。邦楽のCDを買うのはホント久しぶりです。
- andymori(アンディモリ)/宇宙の果てはこの目の前に
正直、andymoriについてはこれまで聴いたことがなかったのですが、もっと早くから聴いていればよかったなぁと思ったり。すでに解散が決定しているandymoriにとってはこのアルバムがラストアルバムだそうで。
歌詞や声、その端々から感じる不安定さゆえか、何か聴き手を惹きつけるものがあり。壊れやすいガラスのような美しさ、と自分には使い古されたチープな表現しかできませんが、フィッシュマンズや初恋の嵐にも似た、音楽に秘めた純粋さを感じます。すごく好きだなぁ、この歌詞と声。僕もこういう音楽をやりたかった。
さて、解散に向けて夏フェスやらツアーやらラストライブの武道館まで決まっていたそうですが、つい先日メンバーが川に飛び込んで重傷とニュースになっており、いささか心配。
この機会にandymoriの過去の作品も聴いていますがどれも好きで。andymori解散後のメンバー達の活動にも期待したいと思います。
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TAGS: Andymori | 2013年7月8日