クラシックスーツを学ぶ
格式というと言葉は非常に重いですが、30歳を過ぎて、
ホワイトカラーからビジネスマンへの移行期に差し掛かっている今、
自分の身の丈にあった装いを意識し始めています。
さて、冬に向けてスーツを新調することにしました。
いつもお邪魔しているスーツショップを尋ねた際、いつも担当してくれるHさんが
1着分しか取れない生地をあちこちからかき集めてきたとかで、
高級生地を安く提供してくれるということに。
冬着を検討していた僕にとっては渡りに舟、お願いすることにしました。
今回選んだ生地は英バウアー・ローバックと伊ロロピアーナのモノです。
(写真奥・ネイビー)
スキャバル傘下のバウアー・ローバックはダンヒルなどのファブリックの
生産委託を受けていることで有名な英国服地メーカー。
そして今回選んだのはカシミヤ混のSUPER100sのモノ。
英国服地の張りとカシミヤ混の光沢感が気に入りました。
(写真手前・ライトグレー/ブラウンストライプ)
一方、言わずと知れたロロピアーナはイタリアの高級服地メーカー。
こちらはSUPER120sで、その滑らかでしなやかな服地に加え、
なんともセンスのいいストライプに心惹かれました。
素材の良さを生かして、バウアー・ローバックはカッチリした英国風に、
ロロピアーナは風になびくようなイタリアンクラシコ風にする予定。
せっかくイイ生地なので今回はどちらも3ピース、ベルトレスにして
トラウザーズをブレイシーズで吊るクラシックスタイルにしようと思っています。
男性も若いうちは美容室に通うが、結局は床屋に戻るように、
後々のことを考え、今からクラシックスタイルを学んでおくのも悪くないかと。
クラシックスタイルの方が流行り廃りの影響も無く、長く着ることができますしね。
それにしてもスーツは奥が深い。手探りの毎日です。
TAGS: BowerRoebuck・LoroPiana・MTO・Suit | 2011年10月9日