J.M.Weston「ゴルフ」の成長と靴の痛み・馴染みについて
届いたのは去年の10月、それから早3ヶ月が経過しました。
当時、ウエストンの店員さんのフィッティングがキツめなのは重々承知の上で、
それはもう足にピッタリ!のサイズで、このゴルフをオーダーしました。
その後は案の定というべきか、足にものすごい激痛が走ったのですが、
そのゴルフが最近になり、ようやく足に馴染んでまいりました。
これは経験則上ですが、ソールの硬い靴は、仮にフィッティングが合っていても
往々にして馴染むまでの間、足の痛みに悩まされるもの、と考えています。
ソールが硬いと反り返しがまだ十分でないため、その分の負担が余計な箇所にかかり、
結果として足に激痛が走ります。
自分の場合、トリッカーズのカントリーブーツの時もまさにそうでした。
(痛みはトリッカーズの場合は足の甲、ゴルフの場合は小指の付け根でした。)
痛みへの対処方法は、ソールの返りを早くつけることに尽きるようです。
きつく紐を結び、つま先立ちの上下運動を何度も何度も繰り返し。
(ソールがレザーの場合にはデリケートクリームを含ませることも手段のひとつですが、
なにぶん今回のゴルフはラバーでして、おかげでずいぶんとふくらはぎが鍛えられました・・・。)
そして、些細な買い物から少しずつ出番を増やし、靴に足の形と足の動作を
覚えさせていくと、ある時点から、ふと痛みが消える瞬間があります。
実はそれが先週のことでした!
痛みが消え去ると残るのは極上のフィット感。
足形に沈んだコルクや甲に吸いつくアッパー、そして足をピッタリと包み込むホールド感。
遅まきながら第二の皮膚と呼ばれるフィッティングを再認識しています。
一時はどうなることかと思ったゴルフですが、ようやく痛みからも解放され、
正直、ホッとしています。
当時はフィッティングを誤ったか、と真剣に悩んだこともありましたが、
こう馴染んでくると改めて愛着が湧いてくるものですね。
写真ではあまり変化はみられませんが、確かな成長を実感しています。
ラバーソールということもあってか、ソールの固さに手を焼き、時間もかかりましたが、
苦労をした分、喜びもひとしお。
一軍入りする日も、そう遠い話ではないようです。
TAGS: J.M.Weston | 2012年1月15日