【BUY】lideal(リディアル)/PICTURE(サルエルパンツ)
中庸を成す大人サルエル
昨年欲しかったモノを今年買う、そんな1年掛かりの買い物が最近は多い気がします。lideal(リディアル)のサルエルパンツもその一つ。
ちょうど先週までTomorrowland(トゥモローランド)で「lideal for TOMORROWLAND」が開催されていたので、休日に有楽町まで足を運んでみました。5シーズン目となるトゥモローランドとのコラボレーション企画ですが、その中に自分好みのサルエルパンツを見つけ、嬉々として購入してきました。
- lideal(リディアル)/PICTURE(サルエルパンツ)
- Size:28
コーデュロイとデニムを使ったサルエルパンツです。サルエルと言っても股下のモタツキもやり過ぎ感のない程度の良さで、裾は9分丈のダブル仕立て。サルエルパンツのカジュアル感に要所を締めるスマートな印象が混在し、ジャンルに囚われず中庸を成しています。
フロントがブラウンのコーデュロイ、バックが同じくブラウンのデニム、と同色の素材を切り替えしで使い、人目を引きそうな組み合わせですが、派手さはなく程よくまとめる辺りが秀逸。光沢感のある上質なコーデュロイときめ細やかなデニム、なんて自分好みのパンツなんだ、と嬉しくてほくそ笑んでみたり。
手持ちのアイテムはブルーのデニムパンツが多く、またトップスやアウターをはじめ、どれもネイビー基調のアイテムが多い自分にとって、今季はAZZURO E MARRONE(アズーロエマローネ)の双璧を成すブラウンを積極的に取り入れたいと考えており。同系色の統一感の中、ヒップボタンに唯一ワンポイントとなるホワイトのボタンが配されています。
日本人が手掛けるニュートラルなデザイン。気取らず、かしこまらず、それだけで個性を主張することはありませんが、しかし自然と映えるシルエットの妙。リラックスの中にも洒脱な印象を醸します。モードとカジュアルの両立、保守的で堅い頭の自分には本来受け入れがたいはずなのに、不思議な説得感がこのパンツにはあります。
モードとカジュアル、アメリカとヨーロッパ、時にはコーデュロイの暖かさとリジッドデニムのフォーマル感といった、あらゆる要素を同居させながら確立するリディアルのパンツ。ブレイシーズ(サスペンダー)で吊って土臭く着ることもできるし、ジャケットにブーツやスニーカーをキレイに合わせエレガントにも着ることができます。あらゆる可能性を見出せそうです。
この冬に向けて、また楽しみなアイテムを手に入れることができました。
TAGS: Lideal・Pants・TomorrowLand | 2013年8月27日