【投資】キヤノン(7751)EOS 70Dが本日発売開始!株価への影響は?
第113期 中間配当金を受け取りました。
キヤノン(7751)は一眼レフカメラを手に入れてから購入した銘柄ですが、配当利回りが高く、インカムゲインを目的に所有している銘柄となります。そのためキャピタルゲインに関してはあまり期待しておりませんでしたが、想定通り(?)相場が上昇を続ける中もいまいちパッとしない株価。それに追い打ちをかけるように下方修正が発表された途端、相場が弱いこともあり大きく値を下げ、現在保有銘柄中唯一マイナス圏で推移しています。とは言え、配当方針は業績連動でないため、前年ベースの中間配当が支払われておりますので、長期保有目的の私には今のところ大きな影響を感じませんが、それでも下げ値にはそろそろ踏み留まってもらいたいものです。
そんなキヤノンから中間配当金が届きました。インカムゲイン狙いの銘柄だけに、この時ばかりは「待ってました!」と嬉しい瞬間です。
【配当金】
種別 | コード | 銘 柄 | 配当金(1株) | 配当内容 |
---|---|---|---|---|
国内株式 | 7751 | キヤノン | 65.0円 | 中間配当 |
(株価もだいぶ下げ、配当利回りは約4.4%の予想。なかなかの高配当です。)
さて、こちらは同封されていた中間報告書。
「CINEMA EOS SYSTEM」という新規事業を立ち上げ、映像制作へ進出を果たしたという記事の他は特筆すべきトピックスは無いように感じます。24ページにも渡る株主通信だけにちょっと寂しいですね。
それよりも私が「記事になるのでは?」と期待しながら掲載されなかったのが、本日発売(2013年8月29日)の新商品「EOS 70D」に関するトピック。すでに妻夫木聡さんのCMでご存知の方も多いはず。私が所有するEOS 60Dの(品番上は)後継機という位置付けになります。
ESO 60Dからの大きな変更点は、映像エンジンが「DIGIC4」から「DIGIC5+」に変更されたことと、フォーカスが新開発の「デュアルピクセル CMOS AF方式」に変わったことの2点が挙げられるでしょうか。特にデュアルピクセル方式になったことでピント合わせが格段に早くなるのでは、と期待しています。
新商品と言っても、EOS Kissシリーズのようなエントリーモデルではありませんし、数量も多くは出ないでしょうから、株価への影響と言ってもかなり限定的かと思いますが、今回の中間報告書を見ると、部門別売上構成比で「オフィスビジネスユニット(複合機・プリンタ等)」が55.2%(昨年同期比10.4%増)と過半を占めるのに対し、本業の「イメージングシステムビジネスユニット(デジカメ・レンズ等)」が38.4%(昨年同期比1.6%増)といまいち低調のまま留まっていますので、ここは一つ頑張っていただきたいな、と。キヤノンユーザーとしては、EOS 70Dが本業のテコ入れになれば、と大いに期待を寄せております。
残り4ヶ月、使用感、売れ行きなど、新製品の評価も含め、後半戦の業績巻き返しに期待したいと思います。それではまた!