【BUY】雨ニモ負ケズ Church’s(チャーチ)/Grafton(グラフトン)
先日オーダーしたダブル仕立てのジャケット、これに合わせるのは
やはり明るいカラーの靴がイイ、ということはわかっているのですが、
如何せん今年に入り、次々に靴が届いて正直お腹いっぱい。
これ以上購入するつもりはなかったのですが・・・。
毎朝、服装は靴から決める自分は、天気予報と相談しながらその日に
履く靴を選びますが、雨だと途端に選択肢が減ってしまいます。
自分の持つ雨靴は2足とも黒靴(Church’sとC&J)。
雨に日には黒靴中心の装いしかできず、雨が続けばローテーションも
難しくなってしまいます。
もちろん雨なんか気にせず茶靴でもガンガン履けばいいんでしょうが、
その後の手入れや水シミなどを考えると躊躇ってしまい、
雨だとわかって茶靴で家を飛び出す勇気が僕には持てません・・・。
とまぁ、雨靴問題が長年の課題だったのですが、たまたまセールになっている
靴を見つけて妙案を思いつきました。雨でも気にせず履けて、かつ明るいカラーの靴。
靴問題も一石二鳥で解決できるなら、と散々考えた末に購入しました。
- Church’s(チャーチ)/Grafton(グラフトン)
- Size(Length) : 5(50)
- Size(Width) : F
- Last : #173
- Leather : Sandlewood Polished Binder Calf
チャーチのグラフトンです。今回はヘリングシューズで購入しました。
たまたまマイサイズでこれだけが「クリアランス」にポツンと掲載されていて、
それからおそらく1ヶ月以上悩んだでしょうか・・・(その間よく売れなかったな)。
大体100ポンド近く安くなっていました。金額だけ見てもかなりお買い得でした。
これまでポリッシュドバインダーカーフは敬遠してきました。
なんだかガラスシューズみたいだし、磨き甲斐もないし、ひび割れとかも気になるし。
しかし、以前からポリッシュドバインダーカーフには興味があったし、
大体履いてもいないのに偏見を持つのもいかがなものかと思っていたので、
いつかは自分で試そうと思っていましたが、絶好の機会が転がり込んできました。
雨靴ならポリッシュドバインダーのシャノン、とずっと思っていました。
袋ベロだし、ダブルソールだし、雨靴には申し分のない仕様。
でも自分にはラスト#103はポッテリ過ぎ、プレーンな表情もちょっと好みではなく。
その点グラフトンは、大好きなラスト#173、それにこちらもダブルソールで、
雨の染み込みを気にすることはありません(念のためハーフラバーは貼りますけど)。
後ろからの表情。
ヒールが特大で、靴の一部とは思えない存在感(笑)。
かかとまで伸びたブローグ、毎回思いますがチャーチのブローグはやはり一番好きです。
ぐるっと見まわして、見落としがなければどうやら靴自体に問題は(B品では)なさそう。
強いて言うなら箱この状態でしょうか。真相は分かりませんが、
まぁ気づかない方がイイこともありますので、粗探しはこの辺にしておきます(笑)。
ダービー(外羽根)は足元のボリュームが出るので、基本的にジャケパンの合わせで
履こうと思っています。とりあえず先日仕立てたダブルのジャケットで合わせて様子見を。
実はダービーはこれでまだ2足目、自分でもちょっと意外でした。
ダービーならやはりオーバーラップが一番カッコイイ、と靴紐を通しながら思いました。
最後まで引っ掛かっていたのはサンダルウッドというカラー。
ライトブラウンともちょっと違う、独特の色味が果たして自分に消化しきれるかと。
新品の表情は、こうして実物を見てもポリッシュドバインダーの人工的な光り方など
あまりカッコイイモノでもないですし(あくまで個人的感想です)。
しかしネット上で履きこんだサンダルウッドの靴の画像を探してみると、
履くうちにだんだんイイ表情に変わることが分かり、病みつきになる気がしてきました。
ただしこのカラー、合わせ方を間違えると途端にオヤジ臭くなるので、
くれぐれも注意したいと思います。
いずれ来たる梅雨も安心な一足。
僕にとっては初めて尽くしのグラフトンですが、これを機に色々と勉強させてもらおうと思います。
ポリッシュドバインダーカーフの使用感や感想もいずれ掲載できればと考えています。
TAGS: Church's | 2012年4月21日