若いながらも歴史あり【1】 Edward Green(エドワードグリーン)/Chelsea(チェルシー)
以前に企画案をご提案いただき、いつかは・・・と考えていた愛用靴の紹介。
しかし過去のブログを振り返ってみれば自分の中の靴の歴史など2年半足らず。
(そして過去の記事など読めたものではないという事実の再確認・・・orz)
あまりに浅い歴史に取り上げることもはばかられましたが、
先日ふと足元に目を落とした際、現在進行形でも書いていこうかと思い直し、
今後は不定期かつ手探りながらも、少しずつ綴っていこうと考えています。
(もちろん過去の駄文のフォローも兼ねて・・・。)
さて、そんなわけで今回が第1回。
このシリーズ?を書くきっかけになった瞬間の写真がこちら。
ワックスは使わず、毎週コツコツ続けた手入れの効果が薄らと。
(・・・わかります?)
この靴は本格的に革靴を手にするきっかけになった靴でもあり、
様々なことを学んだ、あらゆる意味で“はじまりの靴”です。
(この辺 ↑ が今回試行錯誤した結果・・・笑)
- Edward Green/Chelsea
- Size:5.5
- Width:E
- Color:Dark Oak
- Last:#82
噛まれながらも(親指の付け根の皮が挟まれること)耐えて克服したことや、
この靴で実際に試行錯誤しながら身につけていったメンテナンス術、
イギリス靴の魅力やフィッティングの重要性を知ることができたのも
すべてはこの靴を通じて学んだことです。
落合正勝氏の著書の影響を受け、
「何事も基本から」と飾り気の無い茶色のストレートチップを
それこそ清水の舞台から飛び降りる思いで購入した日が懐かしく思い出されます。
特に休日ボケした月曜日に、気持ちを切り替える意味で登板することが多く、
また、合わせる靴で迷った際はこれを選べば間違いないという絶大なる安心感。
いざという時にこの靴ほど頼れる靴はなく、最も信頼の置ける相棒です。
きっと、僕はこの靴を履いている限り、革靴にのめりこみ始めた頃の
あの高揚感を忘れることはないでしょう。
だから今日も、少しのクリームと丹念なブラッシングで次の出番に備えるのです。
TAGS: EdwardGreen | 2012年10月25日