まだ遠い春に思いを馳せて・・・。
まだまだ寒い日が続くせいか、なかなか春の陽気を想像しにくい状況ですが、
店頭にも春物が多数お目見えし、自分もようやく春に向けて準備を始めました。
来るべき春の装いは、常に持ち運びができ、いつでも羽織れる軽量のジャケットが
1着欲しいと考えています。
ショート丈でM-65タイプのなんて気分です。
軽くて、それでいて簡単な雨風程度なら防げるファブリック、ということで
化学繊維素材で探すべく、2月からちょこちょこお店を見て回り始めました。
しかし、化繊素材の衣類って結構お高いんですね・・・。
スポーツギア以外では手に取ることはほとんどなかったので、
化繊=安価なイメージがあり、少々戸惑いました。
この機会にポリエステル、ナイロンなど化学繊維についての予備知識を入れ、
それぞれの特徴を把握した上で検討することに。
価格面から考え、第一候補に挙がったのがポリエステル100%素材。
価格が安く非常に軽量ですが、素材が固く、シャカシャカと鳴ることに加えて、
インナーに天然素材の衣類を合わせると帯電しやすく
(フリースを着ると静電気を帯びるのと同様)、不快感が否めないことから、
ポリ100%は避けることに。
(帯電防止加工が施されているものもあるでしょうが、如何せん品質表示
だけでは把握できません・・・。)
そこで次に候補に挙げたのがポリエステルとナイロンの混紡素材。
ポリエステルにナイロンが入るだけで、肌触りがしっとりと落ち着いた印象になります。
重さは若干増しますが、耐久性も撥水性も上がります。
(もちろん値段も上がるわけですが・・・。)
そして理論上ではポリ100%よりナイロン混紡の方が静電気も抑えられる・・・はず。
巷に出回っているのは「ポリエステル7割、ナイロン3割」品が多いようで
ファブリックとしては今回この混紡タイプで検討することに。
この冬はBarbour(バブアー)しかり、Double RL(ダブルアールエル)しかり、
ネイビーのアウターばかりでしたので、春はデニムとも合わせやすいカーキ系の色、
と決めました。
それからあれやこれやと散々見て回り、ようやく納得のジャケットに巡り合うことが
できました。
(まさかの「次回に続く」・・・。)
2013年2月26日