【投資】エーザイ(4523)が特許切れ問題を乗り越え通期増収増益予想

投資・マネー

第102期 中間配当金を受け取りました。

高配当銘柄として位置づけられる医薬品銘柄の中でも特にIRに積極的な銘柄で知られるエーザイ(4523)。書く言う私もエーザイの大ファンでして、製薬会社の多くが特許切れ問題で業績が不振に陥った時でも、その経営姿勢に惹かれて保有し続けた思い入れのある銘柄です。

エーザイは無借金経営ではありませんが、無借金であった他の製薬会社よりも先駆けて外国企業を買収しいち早く軌道に乗せたほか、他社が一線を引くジェネリック医薬品もしっかり取り込むなど、後手に回った感のある他の国内医薬品メーカーと比べると、内藤社長をはじめとするその経営手腕には大いに満足しているところです。

エーザイに惹かれる理由は、積極的なIR活動や高配当銘柄であることのほか、大衆医薬品と専門領域のバランスがいいこと、ジェネリックや海外企業買収にも積極的であること、そしてがん領域の開発に注力していることが挙げられます。

せっかく投資をするなら自分の力では叶わないことを、投資した企業を通じて間接的でも関わりたいという思いから投資をしておりますので、人類のとってがん治療領域の開発に強みのあるエーザイは、個人的には特別応援をしたい企業の1つです。

そんなエーザイから中間配当金をいただきましたのでご報告します。

【配当金】

 種別   コード   銘  柄   配当金(1株)   配当内容 
日本株式 4523 エーザイ 70.0円 中間配当

毎度のことながらどこよりも早い送金と高額安定配当、痛み入りますm(_ _)m。

 

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で、こちらがいただいた中間報告書。招集通知とは打って変わって拍子抜けするほど薄いですが、中間は経営の経過を数字で追うだけですから、中間報告はこれぐらい簡潔でも十分ですね。

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昨年は特許切れ問題などで業績が落ち込みましたが、この中間では持ち直の兆候が見られ、一安心させてくれました。アルツハイマー関連薬のアリセプトは特許切れでジェネリックに大きくシェアを奪われておりますが、他の分野で着実に補っているところを見ると頼もしく思えます。

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さて今後の業績を担う新規製品の開発状況ですが、10項目の内7項目は申請以上、5項目は承認を得る結果となっており、次なる集積に柱も着実に進行していることを確認することができます。

個人的には投資の大きな目的でもあるがん領域の開発について特に注目をしているところです。現在進行中のハラヴィン(E7389)の欧州・中国での進捗は今後大いに期待をしています。

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そんな積極的に応援をしていきたい企業の大本命であるエーザイですが、第2四半期決算は研究開発費の増加により営業利益は減少しております。しかし、製薬メーカーにとって成長ドライバーの育成には欠かすことのできない投資ですので、そこはこれまで通り積極的に投資をしていただき、ぜひ花を咲かせてもらえれば、と。研究開発費の投資効果が結実することを願いながら、引き続き長い目で見守っていきたいと思います。

さて、かれこれ長い付き合いのエーザイですが、実はこれまで株主総会に参加したことがないんですよね。来年こそは絶対総会へ出席!と今から意気込んでおります。そんな個人的な目標はさて置き、エーザイにはこれからも患者のため、社会のため(、ついでに投資家のため)に、未来を切り開いていってもらいたいものです。

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