軽井沢レイクガーデンとバラと・・・。
梅雨、雨の間に間に初夏を思う。
ぐぅの音も出ないほどに疲れ切ったある日、日頃仕事でお世話になっている方から「軽井沢へ遊びに来ませんか」とお誘いをいただきました。
お言葉に甘え、所有する別荘にお邪魔する前に「間もなく季節だから」と案内していただいたのがこちらの軽井沢レイクガーデン。
聞けば軽井沢レイクガーデンに関する仕事もされており、園内を詳細に案内していただきました。
連日土砂降りに雨を覚悟で訪れたところ、時に陽も差す奇跡の天気。日頃の行いでしょうか。
湖に浮かぶ島を中心に、８つのエリアからなる３万３千平方メートルの敷地には、４千５百株ものイングリッシュローズやフレンチローズが咲き誇ります。
ただ、この日はまだ少し時期的に早かったようです。こちらのフレンチローズガーデンもバラはまだチラホラ･･･。
代わりにクレマチスなど、季節の草花が色鮮やかに開花していました。
もちろん夏を待ちきれず咲きこぼれるバラも。品種も多く、見る人を楽しませてくれます。
雨露の残る園内は初夏の青々とした新緑の香りに溢れ、色とりどりに咲き誇る草木の息吹を感じることができました。
胸いっぱいに空気を吸い込んで吐き出せば、悩ましいこともスッキリと晴れていく思いがします。
手入れが行き届いたナチュラルガーデンには、バラのほか、宿根草やハーブなど多くの植物が生き生きと育ちます。
華やかな大輪の花もいいですが、見飽きることのない、こういった野草の小さな花にも心癒されますね。
また、多彩な鳥の昆虫、水辺の生物も集まる楽園でもあります。思い思いに初夏を楽しんでいる様子。
その一員にいつしか自分も含まれることに気付き、不意に嬉しかったり。
園内はまるで印象派の絵画を見るような風景が広がり、日々の喧騒を忘れさせてくれます。
短い時間ではありましたが、まさにパワースポットと言うべき活力を与えてくれる場所で、すっかり気に入ってしまいました。
四季折々の花が咲き、一年を通じて楽しめる軽井沢レイクガーデン。中でも、これから本格的にバラの開花する６月末から７月中旬は最も華やかに装う季節を迎えます。
残念ながら満開のバラには少し早かったですが、今の仕事が片付いたら、嫁さんを連れて必ずもう一度訪れたいと思います。
まだもうしばらくは業務の忙しい日が続きますが、一段落した後に待つ楽しみが一つできました。
TAGS: 軽井沢レイクガーデン | 2014年6月14日
