重衣類を考える
アウター4種、そしてそれぞれの許容量について
ようやく出番が回ってきた感のあるジャケットやコートなどの重衣類たち。
11月の3連休までは上着の必要がないくらいの暖かさで、11月末になっても出番がやってこない現状にいささか焦りましたが、先週からようやくアウターを着る機会も巡ってきて、いざ解禁。
準備は万端、「待ってました!」とばかり、天候と気分とその日の装いに合わせて日々出掛け前のアウター選びを楽しんでいます。
(Barbour/International Jacket)
いつでもどこでも着ていたBarbour(バブアー)のインターナショナルジャケットは今年から適所適材、主に天候が不安定な日をメインに着用。
(Double RL/Pea Coat)
Double RL(RRL)のWool Melton Pea Coat(ピーコート)は箱根旅行には決まって着ていきます。特に寒さの厳しい寒冷地や風の強い場所向け。
(Mackintosh/WOOLER)
Mackintosh(マッキントッシュ)のWOOLER(シングルトレンチコート)はアウターの中でも最も出番が多く、ビジネススタイルの主力として。
(Mackintosh/CHRYSTON LONG)
同じくマッキントッシュのCHRYSTON LONG(フーデッドコート)は一番のお気に入りで、オンオフ問わずその日の気分で。
(スマートフォンでの撮影のため画質が粗くて申し訳ありません)
いつの間にか自分にはもったいないくらいなアウターの充実ぶり。
もうこれ以上増やせば宝の持ち腐れになることは容易に想像がつきますが、実はあと1着だけ、密かに計画をしていて、ぜひ揃えたいと思っていたのがブラックカシミヤのチェスターフィールドコート。
かれこれ2年近く所望していながら、なかなか理想的なモノに出会えていませんが、自分の中でチェスターフィールドコートはアウターの本命でして、チェスターを加えた5着でアウター探しは完結させるつもりでした。
しかし最近になり、気持ちにも変化が生じてきています。
これまで、寒さには”からっきし”弱く、そのせいもあってアウターが毎年1着ずつ増えいったわけですが、今年は暖冬のせいなのか、それともランニングを再開して寒さに多少なりとも強くなったのか、さほど寒さが気にならず、アウターに対しても以前ほど重要視する考えが薄れていることに気づきました。
痛いほど冷たい空気の中を走るのが快感に感じるなど、実はMッ気があるのではないか、と自問自答している今日この頃ですが、半袖で駆けずり回ったおかげで健康的になった反面、アウターを必要とするシーズンも以前よりさらに短く感じられており、使用期間、使用頻度、そして金額と、さすがに費用対効果として割に合わない気がしています。
靴同様、アウターも、もはや許容量の上限に達している気がしてなりません。好きなモノから順に次々に上限に達して探したり選んだりする楽しみが失われていく・・・なんだか皮肉なものだなぁと。
円安も進んでいますし、来年には製品価格がいくらまで跳ね上がるか想像もつきませんが、しかしある意味では、これまでにアウターをここまで揃えることができたことをむしろ喜ぶべきなのかもしれません。
現時点で過不足なく回せている現状において、今後しばらくはこの4種で回していくことになりそう。今季中は万遍なく袖を通し、ますます寒くなる季節を存分に楽しみ尽くしたいと思っています。
TAGS: Barbour・Coat・Jacket・Mackintosh・RRL | 2014年12月1日