【投資】2014年11月の資産運用の状況
「投資運用状況」ページを更新しました。
あっという間に11月も終わりですね。11月は円安がさらに進行し、気がつけばいつの間にか1ドル120円も目前。データを更新しながらそのピッチの速さに驚いてしまいました。
増税の反動や急速な円安の進行は国民生活にも影を落としており、年末の海外旅行の申し込みがさっぱりなことや、衣料品の売り上げ低迷などを見れば国内景気の冷え込みが良く分かります。
一方で、街にはどこもかしこも外国人観光客で溢れており、どう見ても景気が良いようにしか見えません。獲得した外貨が国内に還流するまでにはまだ時間が掛かるということでしょうか。
そんなわけで、年末を間近に控えた11月の状況について報告します。
11月の取引の状況
今月の取引の内容は以下の通りとなっています。
(EXE-i 新興国ファンドの買付は休日の関係で次月)
今月も毎月積立の投資信託のみの購入でその他大きな動きはありませんでした。
積立購入中の投資信託について、これまでの約定単価の推移を見てみると単価は毎月確実に上昇。背景にはもちろん株価の上昇もあるでしょうが、ここ数ヶ月の上げ幅の大きさについてはやはり急速な円安の進行が影響しているようです。
機械的な積立購入でなければとても買い注文を出せないような、投資判断の難しい状況が続いており、その点でも頭を悩ませる必要のない積立投資は便利だなぁとつくづく実感してしまいました。
(米国株が大幅に進捗した)
年末までのアセットアロケーションの構成比率目標は、(日本株65%、外国株15%、リート15%、その他5%)としておりますが、正直投資資金に余裕がなく、追加投資によるリバランスはできないために、内心目標の達成は難しいかと思っていました。
ところが、この急速な円安の影響を受けて外国株式の評価額が上昇。一方の国内株式は内需銘柄が下げたこともあり、自然とリバランスされた格好となりました。このままいけば(意図していない形ではありますが)目標達成の可能性も見えてきました。大いに期待しつつも、気持ちはやはり複雑です(苦笑)。
ちなみに大きく値を下げたのは日揮(1963)とUアローズ(7606)。特にUアローズは短期的に1,000円近く値を下げました。どちらも一時は含み益100%以上、つまり購入時から株価が2倍に跳ね上がり貢献度の高い銘柄だったのですが、現在はどちらも+65%前後まで値を落としています。
11月の配当金の状況
今月の配当金の内容は以下の通りとなっています。
(日立建機からは初めて配当金)
本田技研工業(ホンダ・7267)と日立建機(6305)から配当金をいただきました。日立建機からは初めての配当金となります。
日立建機に投資をする際、小松製作所(6301)と悩んだ末に日立建機に決めたわけですが、選んだ理由の1つが高配当利回りでして、今回の中間配当では嬉しいことに前年同期比で5円の増配となりました。
(過去の記事)
(投資に不安要素は付き物)
ホンダはリコール問題、日立建機は中国市場をはじめとした需要の落ち込みと、どちらも心理的な不安はありますが、こればかりは心配しても仕方がないので、通期見通しの達成をしっかり見守っていきたいと思います。
(こちらは9月に達成済みの目標)
今年も残すところあと1ヶ月。残りの期間は自主的なリバランスはせず、市場の流れに任せて年末を迎えることにしたいと思います。
今年は新たに米国株に投資を開始し、投資目標としては、1.決算月分散投資により毎月配当金が入る仕組み作り、2.アセットアロケーションの目標値設定と達成の実現、の2点を取り組んできましたが、1.は9月に無事達成、2.についてもかなり理想に近づきつつあり、我ながら上出来。
(来年からの計画を立案中)
届いた株主通信を読みながらしばらく静まっていた投資熱も再燃しつつありますが、年内は来年の投資方針をじっくり練った上で、年明けから速やかに行動に移せるよう準備をしていきたいと思っています。
今検討しているのはサテライト銘柄として中小型銘柄や株主優待銘柄を取り入れていく案。上記の5分類組み入れ構成比をリバランスすると共に、我が家の生活に身近な銘柄や家族に役立つ株主優待制度を導入している銘柄を組み込んでいこうかと。
この投資は家計と完全に切り離した、個人的な資産の範疇のものではありますが、来年には家族も増えますし、家庭に役立つことも投資判断の1基準に加えて、財務状況等条件次第では実際に投資していこうかと・・・まだまだ暗中模索、決まりましたらまた改めて。
それでは!