【BUY】MONTBLANC(モンブラン)/MEISTERSTÜCK(マイスターシュテュック)90周年コレクション クラシックボールペン”111075″
軽さとバランスと気品を兼ね揃えたボールペン
MONTBLANC(モンブラン)の万年筆”ル・グラン”(146)を購入してから2本差しのペンケースには常に1本分空きが・・・。
ペンケースの2本目にはボールペン用のスペースに、と考えていて、過去はPARKER(パーカー)のソネットプレシャスシズレを指していた時期もありましたが、仕事で使うにはいささか重く、どうも持ち歩くという感じではなく、結局ペンケースからは抜いていました。
(過去の記事)
そこで軽さとバランスを求めて、モンブランやPelikan(ペリカン)をはじめ様々なメーカーから、より実用性のあるボールペンを求めて見て回るうち、「これぞ!」というボールペンに出会うことができました。
(MONTBLANC/クラシックボールペン)
モンブラン90周年記念モデルとなるクラシックボールペンです。
ペリカンのスーベレーンなどとも比較しながら軽くてバランスが良いモノを探したところ、自分の手にはモンブランの”164″が最もバランスが良く納まり、力を使わずにペンを走らせることができました。
仕事上、速記を求められることが多いので、ストレスのないペン先のボールの滑りや濃淡のない一定したインクの出方による解字性、当然ながらリフィルとペン先がカチカチ鳴らない点など、さすがはモンブラン、実に申し分なく。
(クリップはレッドゴールド)
同じクラシックボールペンの定番”164″はイエローゴールなのに対し、今回購入したこちらの”111075″は90周年アニバーサリー仕様のレッドゴールドとなっております。
所有するル・グランと揃えることも考えましたが、万年筆よりも人前で使う機会の多いボールペンゆえ、イエローゴールドは人に多少の威圧感を与える気がして、ひと肌に近く暖かみのあるレッドゴールドを選びました。
何よりもレッドゴールドはレジンの黒に良く馴染んで見た目にも品があり、一目見てすっかり気に入ってしまいました。
(ようやく納まったボールペン枠)
イエローゴールドの万年筆とレッドゴールドのボールペン、並べてもそう違和感は感じません。ようやくペンケースの相席も埋まり、ミニマルにまとまった携帯文具が揃いました。
銀座に店を構える有名文具店に聞けば、レッドゴールドは来年から定番として展開するらしいのですが、モンブランの銀座本店で同じことを伺ったところ、さすがにはぐらかされました。
万一定番化するなら、万年筆にはペン先に「90th」と刻印が入るため特別感がある一方で、ボールペンはクリップ等のカラーと箱のみの違いですからほとんど特別感は無くなりますが、アニバーサリーモデルの特別感はさて置き、レッドゴールドはとても気品と暖かみのあるイイ色ですし、個人的には定番品として定着してもおかしくないかな、と思っています。
(いつも持ち歩く2本のペン)
ボールペンは万年筆と異なり、1万円以上はどれも書き心地は大差ないと言われますが、軽さやバランスなどから納得の1本が見つかった今、使い捨てのボールペンにはもう戻れそうにありません。
筆記具については万年筆とボールペン、それぞれ納得のいくモノが見つかりましたので、ペンへの欲求についてもこれで一段落といったところ。あとはこの2本をこれから大切に使い続けていくだけです。
現在は名入れの真っ最中。戻ってくるのが楽しみでなりません。