雪の降る日のハンティング
雪の日のお洒落で犬のようにはしゃぐ
天気予報が「関東に雪が降る」と伝えた先週のこと。
昔からショッピングをするための理由を探して歩いていたような自分にとって、「もしも悪天候だったら・・・」というシチュエーション設定はお手の物。買い物に踏み切る格好の言い訳でしたので。
だから今回のように雪が降るなんて聞いた日には「待ってました!」とばかり、つい浮き足立ってしまいます。何しろイメージトレーニングだけはずっと前からしっかりできていますから。
雪の日のためだけに用意したモノはありませんが、こんな日にこそ着たい装いは結構あり、前日から着こなしを考えてはいそいそと引っ張り出して準備は万全。ちなみに先日の雪の日の装いはこんな感じでした。
・アウター:Barbour/International
・ジャケット:Harris Tweed/オーダージャケット
・ネクタイ:Hackett London/ウールタイ
・靴:Tricker’s/M2508
気付けば英国一色です。バブアーがビデイルでなくインターナショナルジャケットであることを除けばすべてカントリーライクな装いでした。
内勤者なのにカントリーブーツだなんてなんとも大げさですが、休日にしか履けないブーツゆえ、雪を理由にちゃっかり出勤。ダイナイトソールなので雪道にも適していますし、もしすべっても足首をホールドしてくれているので、足をくじく心配もないですから安心です。
バブアーはリプルーフをしてからオイルの臭いが多少気になっており、”雨の日専用”みたいになっていましたが、この日は満を持して着用。中はハリスツイードのオーダージャケットにハンティングモチーフのタイを合わせました。
(完全武装な出勤時の様子)
普段とはまた違った、雪の日ならではの装いに幾分気分も揚がっている自分に気づきました。台風とか大雪とか、ひどく荒れると言われるほどにウキウキしてしまいます。
質実剛健なアイテムに囲まれ、使い込めば使い込んだ分、自分の物になっていく感覚が心地良くて、いつもより活動的に。こうしてみると、犬が自分の縄張りを印すために自分の臭いをこすり付ける作業にどこか似ていますね。
結局雪は僕にとって期待外れな量しか降りませんでしたけど、カントリーブーツが履けただけで十分満足です。
TAGS: Barbour・HackettLondon・HarrisTweed・Tricker's | 2015年2月9日