我らが”無痛サボテン軍団”に「短刺日の出丸」が仲間入り
サボテン選びの唯一の条件は「自分に危害を加えないこと」
趣味のサボテン栽培ですが、サボテンなら何でもいいかというと実はそうでもありません。
もちろんサボテンなら基本的に何でも好きですが、ぐるっと一周経験して、栽培するサボテン選びには一応基準のようなモノがあります。
僕が選ぶサボテンは、”刺無し”か”棘が自分の方を向いていない”、つまり「痛くないサボテン」だけです。フンッ、笑いたい奴は笑え。
(過去の記事)
細かい棘のサボテンは頻繁に刺さるので、痛い上に刺を抜くのも大変。
例えば金鯱の植え替えなんて正直絶対にしたくないし、もしも子どもが触れた日には嫁さんに全部捨てられかねません。
(NGなサボテンってこういうのね)
防犯上、庭に植える分にはいいけれど、家の中で育てるには全く不向きなサボテン。庭で飼えば番犬でも家の中ではただの猛犬、もう手に負えませんから。
そこで選んでいるのは、棘の代わりに綿毛の生えたサボテンか、棘があっても棘が太くて外巻きの、触れても痛くない穏やかなサボテンに限定しています。
(短刺日の出丸)
そんなわけでいつものように池袋に立ち寄ったついでに「鶴仙園」さんを訪れ、この日に一番気に入ったサボテンを購入。この日は短刺日の出丸を連れて帰ってきました
日の出丸は古い家の軒先で雨ざらしにされているのを良く見かけます。そのせいか何となく古風な印象のサボテンです。
外側にカールした短い棘は不用意に触れても全然痛くありません。こういうサボテンなら我らが「無痛サボテン軍団」の歓迎するところです。
(成長点から伸びる新しい棘はピンク)
肉厚で濃い緑色の個体に、成長点から出る新しい棘はピンク色で、そのコントラストが何とも愛らしいくて気に入りました。
ガンガン強い日差しに当てるとその分太い棘に成長するようですが・・・棘は強くならなくていいので、その分緑の濃い、丸々と太った綺麗な球体に育ってもらいたいものです。