【投資】2015年9月の資産運用の状況
「投資運用状況」ページを更新しました。
9月があっという間に過ぎ去っていきました。8月から続く軟調な相場に、株価は一段下げ。下げる時はどう足掻いたところで下げますから、諦めて遅めの夏休みを満喫していました。
本来、5月に売って9月に買い戻す、がセオリーなのでしょうが、ちょうど秋冬物が出回る季節で資金もそちらに流れ、少々枯渇気味。やはり「売った」「買った」が楽しい投資ゆえ、投資余力が無いと面白さも大幅半減です。
相場が弱いなら売りから入ればいいのですが、結局その確信も持つには至らず、ただただ静観していたこの1ヶ月。そんな手をこまねいていた9月の状況についてご報告したいと思います。
9月の取引の状況
今月の取引の内容は以下の通りとなっています。
(宝印刷を新規購入)
9月はこれで3度目となるセルジーン(CELG)を売却し、その一部で新たに宝印刷(7921)を購入しました。
株主優待銘柄については、たとえどんなに弱気相場でも値崩れし難いことを身に染みて実感しており、4%超の配当利回り+株主優待制度ならば比較的安全資産かと。
財務状況や今後の事業展望についても明るい印象を受けており、値動きの激しい銘柄の割合が多かったこともあり、ポートフォリオに組み込むことでリスク低減を行いました。
(過去の記事)
本来ならば、もう一段高いところで再度セルジーンを売り、保有割合を適正化させようと思っていた矢先、バイオ株が暴落。原因はどうやらコイツのせいらしい。(「バイオ坊や」のテレビ出演が大ひんしゅくを買い、バイオ株が総崩れ(Market Hack))
本当はもう少し売りたかったところですが、まぁ今回は大きく下げる前に一部でも売り抜けられただけ良しとします。
9月末のアセットアロケーションの状況
次に9月末のアセットアロケーションの状況について報告したいと思います。
(日本株の割合が増加した)
日本株はこれまで目標割合とほぼ一致していたのですが、宝印刷を購入したおかげで大きくオーバーしてしまいました。
ま、どうせ完全に理想形を整えたところで相場が動けばどうせすぐに崩れるので、目標はあくまでも目標、とらわれ過ぎて本来の目的である「総資産の最大化」を見失わないよう注意しています。
(宝印刷購入で「1.ローカル」が増)
株式5分類組み入れ構成比率については、セルジーン売却と宝印刷の購入で幾分変動しております。
大きく欠落している「5.グローバル・産業」を埋めるには、商社、建機、海運辺りの銘柄を購入すべきなのでしょうが、何となく気乗りせず。それ以前に資金不足もあって、しばらく様子見です・・・。
(宝印刷の分類が難しい)
宝印刷を買ったのは良いものの、業種の分類をどうしたものか悩みます。この表自体、米国の業種分類が元になっていますので、日本株に当てはめるのには初めから無理はあるのですが・・・。
行き場が無く消去法で「4.一般消費財」にぶち込みました。このグラフの存在意義からして見直す必要がありそう。
9月の配当金の状況
9月の配当金の内容は以下の通りとなっています。
(特別分配金は余計ですね)
投資信託のDLIBJ公社債オープン2銘柄からそれぞれ分配金がありました。とは言え、特別分配金(元本払戻分)が含まれており、さらに再投資はNISAではなく特定口座扱いなので、再投資の特別分配分はNISA枠を無駄にしていることになります。
一方、株価が軟調な米国株2銘柄からはしっかり配当金をいただきました。株価低迷時は特に、配当金があるだけで救われた気がするのは私だけでしょうか。
保有銘柄と資産の推移
次に、保有する銘柄と分配金カレンダーは以下の通りです。
(株主優待枠が少しずつ埋まっていく)
先月検討しているとつぶやいていたサテライト投資対象ですが、宝印刷を購入して少しスッキリしました。
その他のサテライト投資の候補として検討銘柄を挙げますと、岡村製作所、ダイナック、明光ネットワーク、燦ホールディングス辺りを候補にしています。
特に燦ホールディングスなどは地味&手堅そうで好みです。傘下の公益社のセミナーも聞きましたが良かったですし、ノウハウがモノをいう特異性のある業種だと思います。
(とうとう含み損が発生)
最後に資産の推移ですが、相場から見て「大きく下げたー!」と思っていましたが、資産的には思ったほど下げてはいませんでした。(含み損は発生しておりますが・・・。)
分散効果を発揮したのかはわかりませんが、債券クラスが頑張ってくれたということでしょう。
攻めるところは攻めて平均以上を狙い、下げ場では下落幅を縮小させる、そんな理想的なポートフォリオを早く構築したいものです。
それではまた!