新しい生活のリズム
優先順位は変えない、でも生活習慣も大切
年始早々、今年の抱負を掲げておきながら、いざ「仕事始め」という日の朝にショックを受けた出来事があります。
出勤しようとシューズラックを開けると、そこには履き終えた靴が手入れされることなく昨年末から放置された状態で置かれており、そのことにも気付かず年を越していたのです。
育児に仕事、それに年末は風邪もひき、何かとバタバタはしていましたが、あれほど大切にしてきたモノや守ってきた生活習慣をおざなりにするほど生活が乱れてしまったのか、と。
当然、子どもや仕事が最優先、趣味は二の次、三の次ではありますが、どんなに忙しくても守らなければいけない習慣、割かなければならない時間があると思っています。
1日は皆24時間という持ち時間を公平に与えられており、増やせません。だから、何かに時間を割くには各自持ち時間の中で融通しなければなりません。
しかし、それでも決して削ってはいけない時間というモノもあって、ココを無理に削ると途端に生活リズムを崩し、体調や気分など一気に歯車が狂ってしまうことに気付きました。
年末にかけて疎かにしてきたこれまでの自分のルーティーン(靴磨き、アイロンがけ、ランニング、それにこのブログもそう)は、たとえサイクルは落としても、決して止めてはいけない習慣なのだと再認識させられました。
(年を跨いで磨いた靴たち)
自分の時間を作るために朝活を始めて1ヶ月、ようやく早起きにも慣れてきました。
毎朝たった30分、5km足らずですが、ランニングをすると頭も身体も目覚めるし、走りながらその日1日のスケジュールなども頭の中で整理できるので、出勤してからすぐに仕事に集中でき、体力強化や体調管理以外にも有益です。。
帰宅してからは家族との時間を優先し、子どもと遊んで、一緒にお風呂に入り、寝かしつけ、嫁さんと団らんした後、23時までの余った時間がブログに向かう唯一の時間。
そして、モノの手入れはもっぱら週末。子どもも嫁さんも起きてくる前に済ませるのが基本となりました。
自分の習慣を優先するあまり、大切な家族との時間を犠牲にするなんてできませんし、その辺の優先順位は曲げてはいけないと思いますが、習慣を通じて自分のコンセントレーションを高めることもやはり大切。
生活習慣として挙げた事項はどれも意気込んでやるものではないと思っており、極力無意識に実行することが理想形。意識下から排除することで、その分育児や仕事など大切なことにもっと集中できると考えます。
そのためにはまず、家族や仕事に影響の出ない方法で自分の時間を作ること、そしてその習慣を日々の生活の中に組み込こんでリズムを作ることが大切なのだと思っています。
自分の習慣と家族の時間の狭間で「時間が無い!」と右往左往していた頃が嘘みたいに、今は心穏やかに仕事、家族、そして趣味をそれぞれ集中して以前よりずっと楽しんでいます。
2016年2月20日