【本】にんじん ごぼう だいこん/とよたかずひこ、山田詩子(学研プラス)
素敵な絵本
昨年のクリスマス、子どものためにうちの母親(ばあば)がプレゼントした絵本。
この本、子どもは未だにあまり関心を示さないのですが、なぜか読み聞かせる自分の方が気に入ってしまって、事あるごとに声に出して子どもに読んで聞かせています。
(にんじん ごぼう だいこん/とよたかずひこ)
元ネタは恐らく絵本作家、藤枝 リュウジさんの「にんじん、ごぼう、だいこん」でも有名なお話だと思いますが、この本の作者であるとよたかずひこさんの絵がとっても愛らしくて好きなんです。
(愛らしい絵とリズミカルな文章)
なぜ人参は赤く、大根は白く、ゴボウは真っ黒なのか、というお話を可愛いらしい登場人物たちがお風呂に行くという設定でユーモラスに描かれていて、何回同じページをめくっても毎回笑みがこぼれてしまいます。
言葉選びもすごくこだわっていて、声に出して読むと、自然と歌うようなリズム感が得られ、読んでいる本人もとても気持ち良く感じて、「あぁイイ本だなぁ」と読むたびにしみじみと感じるのです。
子どもの方はまだ10ヶ月なので、付属のカードを使うまでに至っていませんが、子どもが文字を覚え、近い将来、逆に自分にこの本を読んでくれるようになったらどんなに嬉しいだろうなぁと密かに期待したりしています。
1点残念なのは、表紙以外の紙が薄いので破かれてしまう可能性があること。子どもにこの本を読んでもらうまでまでは守り通さねば・・・!