今年こそはサボテンの植え替え!その②~鉢植えに戻す~
切った根っこの乾燥が済んだら・・・。
根を切って2、3日乾燥のため放置したら、いよいよ新しい土に植え替えです。
古い土は崩れて粒子が細かくなってしまっているので、通気性や水はけが悪く、また栄養価もないため捨てます。
また、鉢は水はけの良いプラスチック鉢を用意します。色は光を集めて根を暖める黒が最適ですが、真夏は逆に根を高温にしてしまい根をダメにすることもあるので、夏場は陶器の鉢を重ねて熱くなり過ぎないよう調整したりします。
サボテンを成長させる上では愛らしい球体を育てる、と言うよりもむしろ根っこを育てるイメージで対処するといいのかもしれません。
昔は何もわからず、プラ鉢は何だか安っぽくて敬遠し、わざわざ陶器製の鉢に植えていましたが、水はけが悪くて結構根腐れをさせてしまいました。多肉植物にとっては最悪の環境だったんですね。
(鶴仙閣さんの培養土)
サボテンの土はどこのホームセンターにも売っていますが、粒が細か過ぎて水はけが悪かったりしてあまりイイ思いをしたことが無いので、池袋西武の屋上にある鶴仙閣さんでこの日のために買っておいた培養土を用意。
自分で培養土を作ることにも興味はありますが、サボテンの数もさほど多くはないので、出来合いを買った方が安全ですし経済的です。
(準備万端、いざ植え替え)
週末に植え替えようと思っていたのですが、一週間も放置するのはちょっと可哀想なので、平日の家族が寝静まった頃にコッソリ植え替え作業に取り掛かりました。
自分には変なコレクション癖があるので、なんでも揃えたくなるのですが、今回は鉢にこだわらず、全てあるものを使い回し。サボテンがしっかり成長してくれればそれでいいんです、と言い聞かせ・・・。
(プラ鉢に植え替え完了)
小一時間で植え替え作業完了。刺のないサボテンばかりなので、あっという間に終わってしまいました。(あれぇ、こんなに簡単だったっけ?)
なお、新しい土に植え替えてもすぐには渇水してはいけません。植え替えたらさらに1週間ほど日に当てずにこのまま置いておきます。
新しい根が出ていない状態で渇水しても水は吸いませんし、植え替え直後に日に当てると木質化(下から茶色く木のように変化していく現象)が進む可能性もあります。育成方法には諸説ありますが、根腐れが一番怖いので最も慎重な方法で行います。
嬉しかったのは、兜丸(中央)とミラクル兜(中段左)がひと回り大きな鉢にお引越しできたこと。今までは窮屈だったけど、鉢もひと回り大きく、土も新しくなったので、これを契機に一段と成長してもらいたいものです。
週明けにはいよいよ渇水です。つづく・・・。