【BUY】Torenove(トレノーヴェ)/コットンパンツ
この夏に相応しいコットンパンツを探して
クールビズも始まり、ジャケパンスタイルが増えるこの季節。
ゴールデンウィークに衣替えは済ませていたものの、去年まであった夏物がごっそり無くなっていることに気がつきました。
「あれぇ、どこへやったんだっけ?」と思いながら記憶を辿ると、昨年のシーズンオフに着古した洋服を大量に処分していたことを思い出しました。
その中に、ハワイで5スタークルーズに乗るので、と急遽購入したユニクロのドライスタイルアップノータックパンツもあったのですが、意外にもその後も毎年重宝していたパンツも含まれており。
(過去の記事)
【BUY】Brooks Brothers(ブルックスブラザーズ)/BROOKSCOOL(ブルックスクール)ボタンダウンシャツ(2013年4月5日)
ポリ混のコットンで、汗をかいても洗濯機でガンガン洗えるし、シルエットはきれいだし、ヘビーローテーションだったのですが、さすがに洗い過ぎて生地も薄く、白っぽくなってきたので思い切って捨てたんでした。
「ま、今年も同じものを買えればいいや」なんて思っていたら、現在販売されているユニクロのパンツはポリエステル100%だったり、お尻の割れ目に食い込む感じが致命的だったりして(夏場は特によく見掛けますね)大誤算。
オーダーも考えましたが、ウールパンツと違い、コットンは素材によりシルエットや履き心地のブレが大きく、完成してみるまでわからないことからリスクが高く、個人的にはコットンパンツは既成品を手直しして履くのが賢明だと思っています。
そんなわけで、先日所用で三越に出掛けたついでにシロさん一押しのm039(エムゼロサンキュー)を見て行こうと立ち寄った際、同じコーナーにあったこちらを見つけて購入しました。
(TRENOVE/コットンパンツ)
TRENOVE(トレノーヴェ)のコットンパンツです。
タンブラー洗濯可であることを大前提にコットンパンツを探していましたが、こちらのパンツは生地の厚みはさほどないのに、コシとシャリ感があり、さらりとした肌触りがまた夏らしく、大変気に入りました。
しかし、それより何より、決め手はやはりシルエットと履き心地。
細身でシルエットもきれいなのですが、ワタリやお尻回りなど、スキニーパンツのようにピタッとせず、身体との間に適度な距離感があり、夏場に履くには特に快適です。
(ウエストを1cm詰めた)
履き心地も、ベルト回りは弓なりで、履くのに若干苦労する感じですが、履いてしまえば腰がパンツにすっぽりと納まり、しっかり包み込んでくれます。
お直しの方は、裾詰めの他、ウエストを1cm詰めただけで済みましたので、自分の体型との相性は特に良かったようです。
(ドレープがキレイに出るツイル)
発色の良いネイビーのツイル生地は、光に当てるときれいなドレープラインが出ます。
夏場のパンツはライトグレーなどが定番ですが、背が低く、貧弱な上半身に比べてしっかりしている下半身の自分にとっては、パンツに膨張色のライトグレーを持ってくるとバランスが悪くなるため、変わりに選ぶことが増えたのがネイビー。
この齢になり、もう色々と挑戦する必要性も感じなくなったこともあり、自分に似合い、安心できるモノだけを着ようと思うと、自ずとネイビーに行き着きました。
(裾の処理はシングルで)
コットンパンツの場合に限り、裾はダブルではなくシングル仕上げ。
コットンパンツは履くうちにどうしてもひざが出てきますから、多少長めに股下の長さを調整しますが、それでも再調整する時を考えてシングルの方が何かと都合がいいんですよね。
ビジネスはそのまま、休日は軽くロールアップをして履く予定です。
(要所を抑えたコスパの高いパンツ)
唯一、イタリアらしい派手な裏地に関しては余り好きになれませんが、パンツ作りの要所を抑えたコスパの高いパンツで満足しています。
久しぶりに納得のいく買い物ができたのですが、パンツの発色が良い分、持ち合わせのジャケットのトーンが暗く、相性はあまり良くないらしく、連鎖的に次はジャケットに関心を寄せています。
ライトグレーやライトブルーのジャケット、シアサッカー(コードレーン)なんていいなぁと思うのですが、もう夏は目の前だけに、さぁどうしたものかと思案中です。