【投資】2016年5月の資産運用の状況
「投資運用状況」ページを更新しました。
「”Sell in May”(5月に株を売れ!)なんて所詮は格言だしね」なんてうそぶいて、本当は考えるのがおっくうで何もしなかっただけ、というダメな個人投資家が運営するブログはこちらです。
キャッシュが潤沢にある時は、あれもこれも手を出したがるのですが、いざ買付余力が心許なくなってくると途端に関心が薄れてくる、といういつもの悪い癖が最近また出始めていけません。
株を買ったらその後もしっかりウォッチして、思い描くストーリーどおりに反応しなければ、損切りしたり、権利を確定させてさっさと手放したりと、ドライに付き合わなければならないのですが、買いっぱなしの悪い癖があり、買付余力は定常的に枯渇気味。
広く浅く買う傾向は自信が無いことの裏返しでして、ちょこちょこ試し買いをしているのもそのためですが、買いを入れた後も定期的にきちんと見直して、適切に入れ替えや整理をしなければならないと自分を戒めています。
そんなわけで、銘柄の再考を進めている5月の投資状況についてご報告いたします。
5月の取引の状況
今月の取引の内容は以下のとおりとなっています。
(国内債券クラスのテコ入れ)
5月は投資信託の積立購入の他、国内債券クラスのテコ入れのため、マネックス債を購入しました。
(過去の記事)
“個人向け国債や定期預金よりはまだマシ”程度の金利ではありますが、何よりもまずはポートフォリオのリバランスが最優先ですから、金利や相場の波はあまり気にせず、今できることから進めていこうかと。
色々手を出し過ぎて銘柄も増えすぎた感があり、若干とっ散らかり気味ですので、年末までにリバランスと共に銘柄の整理も進めていきたいと思います。
5月末のアセットアロケーションの状況
次に5月末のアセットアロケーションの状況について報告したいと思います。
なお、今月より、アセットアロケーションのグラフからインサイダーの関係で売買のできない自社株を除外しております。
(国内債券の割合が上昇)
各アセットクラスとも、目標値からの大きなかい離はほぼ解消されつつあります。子の状態をキープしつつ、毎月の投資信託の積立購入でさらに差を埋めていきたいと思います。
(分散と整理の加減を検討)
冒頭にも書きましたが、幅広く投資をするのはリスク分散のためには必要ですが、色々と手を出したまま買いっぱなしにしていい、という訳ではありません。
間伐や剪定など、手入れをしなければ真っすぐ育たない植物と同様に、投資も方向性に欠けてしまいますので、定期的に投資判断を加えて、投資方針にそぐわないものは処分していきたいと思います。
5月の配当金の状況
5月の配当金の内容は以下の通りとなっています。
(米国株2銘柄から配当金)
5月はアップル(AAPL)とマスターカード(MA)から配当金をいただきました。
アップルは購入後まもなく発表された決算発表で株価急落。安易に買いを入れた自分にとっても今年一番の大失敗だったわけですが、バークシャー・ハサウェイが買いに入ったことでいくらか株価も持ち直しています。
なお、米国ETFのiシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債(LQD)については、近いうちに買い増しをしたいと思っています。
保有銘柄と資産の推移
最後に、保有する銘柄と資産の推移は以下の通りです。
(先月と変わらず現状維持)
株式は日米合わせて13銘柄。一般的には大した銘柄数ではないかもしれませんが、あまり多くない資産を過度に分散してもメリットは薄く、逆に管理する手間ばかりかかってしまいますから、今後少し整理を進めます。
(ドル高で含み損解消傾向)
また、実はそろそろ次の大きな買い物もしたいと考えており、そのための資金も捻出しなければなりませんので、銘柄をコレクション化するのではなく、この機会に資産形成をする上で本当に必要な銘柄であるかときちんと精査したいな、と。
資産総額はここ数ヶ月平行線をたどっていますが、周りの雑音に一喜一憂せず、コツコツ投資に励んでいきたいと思います。
それではまた!
TAGS: 運用報告 | 2016年6月5日