【投資】米国株(ADR):アンハイザー・ブッシュ・インベブ(BUD)を新規購入
世界を飲み干すビール業界の巨人
バドワイザーやコロナなど、世界中でビール事業を手掛けるアンハイザー・ブッシュ・インベブ(ABインベブ・ティッカーシンボル「BUD」)を新規購入しました。
ABインベブの本社はベルギーにありまして、今回購入したのは米国上場のADRとなります。
(ティッカーシンボルは「Budweiser」のBUD)
ABインベブはブラジルのビール会社「ブラマ」からスタートし、ベルギーの「インターブリュー」、米国の「アンハイザー・ブッシュ」、メキシコの「グルポ・モデロ」など、同業のビールメーカーを次々と買収して巨大化。
2015年には英国「SABミラー」の買収を発表し、今や全世界の3割を占める巨大企業へと成長しました。2016年中にはその買収も完了予定です。
(日本メーカーと比べ高収益体質)
直近の決算発表では、ブラジルでの販売低迷が響いて株価も大きく下げましたが、依然として営業利益率30%台という高い収益性を維持し、キャッシュフローも潤沢であることから、いずれ更なる買収で一段の成長をしてくれるものと期待しています。
先進国株については、ずっと米国株に偏っていたので、ヨーロッパ株もADRで組み入れたいと考えていましたが、コロナ好きの私としては親しみやすい銘柄で、営業利益率や配当利回りなども好みでした。
ITや半導体などの小難しい銘柄やグロース株については、今後もなるべくインデックス投信の中でカバーすることにして、ABインベブのように内容がわかりやすく、かつ利益性の高い銘柄については個別にアプローチしていく方針です。
権利確定日は4月と11月と少し変速ですが、手薄だった4月のカレンダーを埋めることができました。
銘柄数は既にかなりの数になったため、今後は個々に買い増しするチャンスを伺っていきたいと思います。
さて、今回の肝心のタイミングですが、来週にアメリカ大統領選を控え、てっきり「ヒラリー・クリントンで決まり」だと思っていたので、選挙前の下げは好機と思い購入したのですが、何やら雲行きが怪しくなってきました。
「夜明けの直前が一番暗い」と言いますが、さてどうなることやら…。
TAGS: BUD | 2016年11月4日