【投資】スピンオフ初体験、アドバンシックス(ASIX)株の無償割当を受けました
ハネウェル(HON)からのプレゼント
月に一度、月末になると証券口座の残高を確認し、投資状況を整理するのですが、久しぶりに口座を開いたら見慣れない銘柄があることに気づきました。
ティッカーシンボルは「ASIX」。社名は「AdvanSix Inc」(アドバンシックス)。買った記憶もないし、社名すら初めて目にする銘柄です。
「まさか、口座を乗っ取られて勝手に売買されてしまったのでは・・・」と不安がよぎりましたが、よくよく調べてみたらHoneywell International(ハネウェル:HON)からのスピンオフでした。
(HON25株につきASIX1株)
リリースによると、アドバンシックスを独立上場させ、ハネウェル株25株につきアドバンシックス株1株を無償割当するという内容でして、私の保有株数では微々たるものですが、ちゃっかりお裾分けをいただいた次第。
(同社のホームページより)
アドバンシックスの業種は「化学」に分類されており、自動車や電子部品、工業用包装に使用されるポリマーの製造を行う会社とのこと。
日本株ではM&Aで事業を拡大したり多角化したりすることは良くありますが、事業を切り離して独立上場させるスピンオフはあまり聞きません。
事業を切り離すことで本業に集中できると同時に、独立させることで埋もれていた価値を掘り起こす効果もあるので、株主にとってもメリットは大きいといいます。
(今回のスピンオフの図式)
とは言え、スピンオフを経験してわかったことは、ある程度の株数を保有していないとその恩恵には預かれませんし、せっかく貰っても株数が少ないと売却するのに手数料ばっかりかかってしまって旨味もないってこと。
アドバンシックスも当面は無配、処分するにも手数料がかかるため、今は煮ても焼いても食えません。しばらくはほったらかしにして、そのうち他社に高値で買収されないかな?なんて淡い期待をしております。
何はともあれ、なかなか珍しい経験をさせてもらいました。
TAGS: ASIX・Honeywell International(HON)・スピンオフ | 2016年11月3日