春一番が吹いたから・・・。
冬眠からの目覚め
さて、もう暦の上では春。立春が過ぎた頃から段々と日が長くなってきました。
夕方5時を過ぎると真っ暗だった頃は、仕事を終えると1日も終わってしまったかのようで寂しい思いがしたものですが、5時を過ぎてもまだ明るいと嬉しくて、俄然アフター5もやる気が出てきます。
朝夕はまだ寒いですが、日中は暖かい日も多くなり、そろそろサボテンも冬眠から起こしてもいいかなぁと思った矢先、後押しをするように一昨日、関東にも春一番が吹き荒れました。
(冬に入ると同時に断水したサボテンたち)
我が家には温室もなく、冬の間は窓際と簡素な防寒対策を施した屋外の水槽に分かれて過ごすため、当然サボテンたちは段々とやせ細っていき、その姿がなんとも可哀想で。
見た目に変化のないサボテンもありますが、地肌むき出しのロフォフォラ属の翠冠玉や銀冠玉などは揃ってシワッシワに、アストロフィツム属の兜丸なども胴の部分が頬こけてしまっているものもあり、水をあげても元に戻るか心配で仕方がありません。
早く水を与えたかったのですが、ある程度暖かくないと水が乾くのも遅く、根腐れの原因にもなりますので、葛藤しながら暖かくなるのを待ち続け、ようやくその時が到来しました。
(脱落者もなく全員揃って春を迎える)
数ヶ月ぶりに頭からたっぷりと水をかけ、その後は久しぶりに全員揃って水槽内で日光浴。
サボテンたちにとっては決して恵まれた環境ではありませんが、何とか今冬も1株の脱落者もなく冬を乗り越えることができました。
春に向けて一段と成長し、また丸々と太って愛らしい姿を見せてくれることを祈りつつ、蕾をつけたサボテンたちが開花する日を楽しみに待ちたいと思います。
2017年2月19日