米国会社四季報(2017年春夏号)で業績見通しを定点観測
それでも米国株が好き♪
東洋経済から半期に一度の米国会社四季報が発売されましたので、早速購入しました。
米国株の場合は、Yahoo! Finance(米国版)を覗けば誰でもアナリスト予想が無料で見れるので、正直高いお金を出して買う必要もないのですが、手許に置いてあると何かと便利ですし、海外投資は情報も乏しいため、私は主に読み物として購入しています。
(特集はトランプ相場の行方)
米国会社四季報で改善してもらいたいところはいくつかありますが、日本版会社四季報にはない良いところも多々あります。
例えば注目銘柄の場合、3期先までの業績予想が掲載されているんですよね。あくまでも予想ではありますが、中長期的な視点で投資を検討する上では大変助かります。
日本株の場合は自分の生活に身近な企業も多く、スクリーニングをかけても最終的に個人的な思い入れや好みで投資判断してしまう悪い癖があるのですが、米国株の場合はそういった先入観はあまり持たずに向き合えるので、個人的には向いているかもしれません。
私のポートフォリオを見てもらうとわかるように、米国株は大型の安定成長株、日本株は中小型の高配当・株主優待株を対象に投資をしています。
米国株は投資のタイミングに株価だけでなく為替も考慮する必要がありますが、日本株に比べて景気動向に左右され難い、競争力のある製品やブランドを持つ企業が多く、長期的に安定成長する強靭な足腰の強さを持った銘柄が多いように感じています。
一方、日本株には日本独自の株主優待制度がありますから、実生活に活かせる恩恵が多く、日米それぞれのメリットを享受したいと考えて取っている投資戦略ですが、現時点でのパフォーマンスは日本株の方が良さそう。
とは言え、日本株の場合、裏付けのない短期的な値上がりで株価が急騰することも多く、また、単年で業績も上下に振れやすいため、長期保有のつもりが売却の判断に迫られることも多々あり、少々慌ただしいのが難点。
売買自体は楽しいのですが、投資判断やポートフォリオの調整、次の銘柄を探すといったことはいささか面倒で、やはり米国株のように長期的スタンスで投資に取り組む方が個人的には向いている気がします。
(保有銘柄の定点観測に)
さて、今回も保有銘柄を米国会社四季報に照らして確認してみましたが、投資判断に影響を与えるようなトピックスもなく、全銘柄ホールドと相成りました。
ほとんどの銘柄が買値を上回っているので、今後買い増しをするのはいささか気が引けますが、今後短期的に下げる局面では保有株数を増やしたいと思っています。
TAGS: 東洋経済 | 2017年4月14日