【投資】米国株:Lブランズ(LB)を新規購入
鼻の下を伸ばして火中の栗を拾いに行く
Amazonの快進撃を横目に、株価急落のLブランズ(LB)を指値で拾いました。
業績低迷に加え、斜陽のアパレル銘柄ですので、「火中の栗を拾いに行く」感じですが、他の投資家に見向きもされない時に投資しないと投資の妙味もありませんので。
(配当利回りは5.7%程度)
株価の落ち込みから、現在の配当利回りは5.7%程度の予定です。ただし今後減配されなければ・・・の話ですが。
Lブランズは、ヴィクトリアズ・シークレット(VS)が圧倒的な知名度を誇る反面、VS以外に目ぼしいブランドが育っていない感もあります。
しかし、それでも世界のアパレル業界で5指に入る大企業であり、VSの絶大なブランド力はそう簡単に揺らぐとは思えません。
セクシーなランジェリーやエンジェルスたちにばかり目を奪われがちですが、店舗でのフィッティングやその品揃えなど、サイズ選びに厳しい目を持つ女性たちにも定評があり、eコマースが普及し打撃を受けている小売業の中で、実店舗を持つことの優位性は他のアパレルメーカーよりもあるのでは、と感じています。
(リスクは更なる業績悪化と減配)
懸念は更なる業績の悪化と減配リスクですね。
配当利回りは5%を超えてきているので、今後の株価下落については限定的ではないかと判断しましたが、それも配当が維持されることを大前提としていますので、前提条件が崩れた際には損切りも覚悟しなければなりません。
また、水着・アパレルからの撤退が響いた同社の業績ですが、今後如何にして立て直しを図り、どこまで持ち直せるかは今だ不透明であり、経営陣の手腕に注目しています。
業績と共に株価が回復してくれれば安値で仕込めて御の字ですが、場合によっては投資資金を早期に引き上げる可能性もあるため、今回はNISAではなく特定口座で購入しました。
(アパレルの割合が増加)
ある意味チャラチャラした銘柄に手を出すのはリスクもありますし、業種分散といった観点でいけば、最近株価を下げているAT&T(T)やゼネラル・ミルズ(GIS)などを組み入れた方がポートフォリオも安定するのでしょうが、配当利回りや業績回復への期待などもあり、色んな意味で魅力的に映りました。
TやGISについてはもう一段安いところで釣り糸を垂らしていますが、全体のバランスについては、もう少し時間を掛けてゆっくり調整していければ、と長い目で見ています。
TAGS: LB | 2017年7月25日