Sanders(サンダース)マッドガード、秋までオヤスミ・・・。

スエード靴の集中ケア

先日梅雨明けの発表がありましたが、もうとっくに梅雨明けしているのでは、と思うほどのカラ梅雨でしたね。例年ほどではないですが、それでも湿度の高い空気がじっとりを汗を誘います。

この気候に革靴のメンテナンスをサボりがちですが、そのせいでこれまで何度も後悔してきていますから、あの湿気と暑さ、そしてあの忌まわしい記憶を思い起こして、必死に自分に鞭を打っています。

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「靴のクリーニング」という新たな習慣秋に差し掛かり、だいぶ過ごしやすくなり始めた頃、事件はシューズラックで起こりました。 革靴に白カビ大発生!! フワフワの菌糸に包まれた靴を持つ手は震え、あまりのショックにヒザから崩れ落ち、頭が真っ白になる、靴好きが最も恐れる最悪の事態。ようやく夏場を乗り切り、内心ホッとしていましたが、涼しくなって過ごしやすくなるのは人間もカビ菌も一緒のようでして、油断した隙にヤられました。 ・・・さて、今回の惨事について、その症状をここに晒すのは己の怠慢さを露見す...

 

(雨に晒され、人に踏まれ・・・とお疲れ気味)

さて、春先まで活躍した大好きなSanders(サンダース)のチャッカブーツの手入れにもようやく着手することにしました。擦れたり踏まれたり、全体的に色も白っぽく、くたびれた印象です。

本来はスエードだからって夏も履けないことはないのでしょうが、マッドガードの場合、熱いアスファルトにガムソールが溶けてベトベトになるため、諦めざるを得ません。

雨の日にもガシガシ履いたので、1年に1度くらいはしっかり汚れを落とすべく、額に汗しながら時間を掛けてケアをしました。

 

(クリーナーで汚れを浮かせて泡ごと拭き取る)

まずは、ヴィオラのスエード靴用クリーナーを使います。ブラシでしっかり毛を起こしてからスプレーを吹きかけると、ムース状の泡が立ち、汚れを浮かせてくれるので乾いた布でふき取ります。

 

(有色スプレーで補色)

その後、一晩乾かして乾かした後、スエードブラシで毛を起こして、今度は補色と栄養補給を兼ねて、有色スプレーを噴霧。毎度のことながら玄関にスプレーの足跡が・・・。

 

(長期保存前のカビ対策)

しっかり乾かした後、念入りにブラッシングをして、最後にM.モゥブレィのモールドクリーナーを全体に吹きかけて終了です。

 

(シューレースも新品に交換)

ボロボロで切れかけていたシューレースもこの際新品に交換したら、くたびれた印象もだいぶまともになりました。秋にまた履く時を楽しみに、夏の間は休養に入ります。

今年はカビが発生しないか気掛かりですが、夏の間も時々空気を入れ替えてブラッシングをしたり、モールドクリーナーを追加で噴霧したり、ちょくちょく様子を見てカビ予防に努めたいと思います。

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