第35回 個人向けマネックス債 夏祭り、ネタとしては面白いが、さて・・・。

投資・マネー

真夏日で年利率が変化するネタ向け社債

先日、マネックス証券からダイレクトメールが届きました。内容は待ちわびた次回のマネックス債の販売に関するお知らせでした。

しかし、今回はどうも様子が違う。

第35回 個人向けマネックス債 夏祭り

・・・夏祭り?

 

どうやら次回のマネックス債は、「気温参照型クーポン付円建社債」とのことで、2017年8月25日~31日(7日間)の東京の真夏日日数に応じて、年利率が「0.10% + 0.10% × (真夏日の日数)」で変動するのだそうです。

(マネックス証券より)

仮に真夏日が1日もなくても年利率は0.10%はつきますので、個人向け国債が下限の0.05%のままずっと地を這っている状況ですから、償還期間1年ですし、付き合ってもいい気もします。

しかし、それならば投資信託の「ノーロード明治安田社債アクティブ」は、6月末の時点で複利最終利回り0.68%。

信託報酬0.243%を差し引いても魅力的なリターンですから(実質コストは算出していませんが)、それならわざわざギャンブルをしないでもいいかなぁと個人的には思ったりしていますが、さぁどうしたものでしょう。。

最終利回りと信託報酬から投資を判断するアセットアロケーションを検討するにあたり、株式等他のアセットとの相関関係上、国内債券の重要性については特にリスク低減のためにも欠かせないものと理解しています。しかしながら、如何せん著しく低い金利と投資信託においては信託報酬の狭間で、資産の少ない個人投資家がリターンの薄い国内債券をポートフォリオに組み入れる必要など本当にあるのか、と思わずにはいられない自分もいて、いつも葛藤しています。そんなわけで、目標とするアセットアロケーションの割合については重視するも...

現時点で、ポートフォリオ内の国内債券は割合を少し落としていますし、ネタとしても面白そうなのでトライしてみてもいいかもしれませんが、もしも年利率が0.80%になるような事態になったら嬉しいどころか、「えっ、地球、大丈夫?」と心配になるレベルですから、結果がどっちに転んでももろ手を挙げて喜べる自体にはなりそうにありませんね。

なお、「第35回 個人向けマネックス債 夏祭り」の申込みは、2017年8月9日9時より受付開始です。

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