【投資】2017年8月の資産運用の状況
「投資運用状況」ページを更新しました。
8月は北朝鮮のミサイル発射などの地政学リスクの高まりや、トランプ米大統領の求心力の低下による政策運営への不透明感の高まりから、ここにきて株価も足踏み状態となりました。
この踊り場から今後更なる上昇を続けるか、それとも相場の転換点となって下降に向かうか自分にはさっぱり分かりませんが、下げれば買い、上げれば静観を徹底し、アセットアロケーションに従いコツコツ買い増していくのみです。
そんなわけで相場の流れが変わりつつある(?)8月の運用状況をご報告いたします。
8月の取引の状況
今月の取引の内容は以下のとおりとなっています。
(米国株の買い増しとマネックス債を新規購入)
今月は、国内債券のリバランスのため、マネックス債を購入しました。
8月末の1週間の夏日の日数によって年利率が変動する、娯楽性のある個人向け債券ですが、結果的には夏日は7日のうち6日となり、年利率も0.7%に決定、大変嬉しい結果となりました。
一方米国株では、7月に新規購入したLブランズ(LB)を買い増しました。株価下落傾向が止まらず、最初の買いから1ヶ月余りでのナンピン買いでして、これで多少買値を均したわけですが、株価は未だに上げたり下げたりの小康状態が続いており、ハラハラしながら見守っています。
8月末のアセットアロケーションの状況
次にアセットアロケーションの状況について報告したいと思います。
(リバランスの目安となる2Pt以内に収まる)
ポートフォリオについては、現時点では各資産共、目標値から2pt以内に納まっており、スポットでリバランスを実施する必要な状況には至っておりません。
9月は3ヶ月に1回の定期リバランスのタイミングを迎えますので、多少調整をするとは思いますが、できるだけ毎月の投信積立で自然な調整を実施したいと考えています。
(iDeCoの含み益は20%超から11%まで減少)
(「耐久消費財・アパレル」の割合が増加)
Lブランズを買い増しした関係で「耐久消費財・アパレル」の割合が増加していますが、アマゾンをはじめとするEコマースが飛躍的に伸びている現状においては、小売り・アパレルはすっかり斜陽産業扱いをされています。
現に、保有するナイキ(NKE)の株価も、最近ではあまり元気がありませんから、しばらくの間は「耐久消費財・アパレル」の割合を少しずつ下げていくかもしれません。
ウォルマートのように、アマゾンに対抗できる実力を少しずつ身につけてくれれば株価もいずれは回復してくれると思いますが、Lブランズは今後どのような業績回復策を打ち出すのでしょうか。
私自身は、苦戦している企業にこそ応援の意味で投資をしたくなる性分でして、Lブランズについても多分に漏れず(そのせいで怪我をすることも多いのですが)。しかし、これ以上の買い増しはリスクの許容量を超えますので、ここらで株価が反転してくれると嬉しいのですが・・・。
そんなわけで、急に資金が必要になるような事態でない限りは、しばらく付き合っていこうと思っています。
8月の配当金の状況
配当金の内容は以下のとおりとなっています。
(日本株1銘柄、米国株2銘柄から配当金)
今月は宝印刷(7921)、ウォルト・ディズニー(DIS)、マスターカード(MA)からそれぞれ配当金を受け取りました。
ディズニーもマスターカードも配当利回りは低いので、どちらかと言えば株価上昇に期待をしているのですが、堅調なマスターカードに対し、ディズニーは映像コンテンツをネットフリックスから引き揚げ、独自コンテンツでの配信を発表しており株価は軟調、
これまでのところパフォーマンスもイマイチですね。
保有銘柄と資産の推移
最後に、保有する銘柄と資産の推移は以下の通りです。
8月は冒頭のリスク懸念を受けて相場も足踏み状態だったため、さすがに資産の上昇も今回ばかりは止まるかと覚悟していましたが、結果的には続伸しました。有難いことです。
さて、年に何度か周期的に読書ブームがやってくるのですが、最近は「石油の帝国」や「成功はゴミ箱の中に」などを読み進めています。
「石油の帝国」はもちろんエクソンモービル、「成功はゴミ箱の中に」はマクドナルドが題材で、気になる銘柄の企業研究の一環で読み始めました。
ただ、これが読み物としても大変面白く、時間を見つけては読みふけっており、最近の密かな楽しみとなっています。
TAGS: 運用報告 | 2017年9月2日