【投資】日本株:KDDI(9433)を新規購入しました

投資・マネー

楽天が携帯キャリア事業への新規参入を表明したことを受け、ケータイ事業各社の株が軒並み売り込まれ、かねてより狙っていたKDDI(9433)も多分に漏れず大きく株価を下げていましたので、年末のリバランスのタイミングで「渡りに舟」と新規購入しました。

 

(株主優待を加えた利回りは4.25%)

ドコモ、au、ソフトバンクで三つ巴だったケータイのキャリアに楽天が加わることで競争が一層激化し、業績への影響が懸念されますが、個人的には楽観視しています。

楽天は2025年までに、基地局設置に6,000億円を投じるようですが、通信事業は莫大な設備投資が必要で、3キャリアと対抗するまでには長い年月と設備投資が必要になります(だからこそ参入障壁になっていたのでしょうが)。

IoTの一層の進展や2020年までに提供を目指す5Gの今後の普及を考えると、まだしばらく業績は安定的、もしくは緩やかな上昇を続けるものと思います。

また、先日中国に行ってきましたが、実際に中国での携帯電話は日本以上に生活に密接で欠かせないモノになっているのを目の当たりにし、日本でのツールとしての活用余地はまだまだ多分に残っていると感じています。

 

指値は、配当予想年間90円と株主優待3,000円相当のギフトを合わせた株主還元利回りが4.25%になるよう逆算し、そこから売買手数料分を割り戻して算出しました。

株主優待銘柄としては、4.25%では利回りとして少し低いですが、リバランスの時期だったこともあり多少妥協した部分はあります。これ以上はなかなか株価も下がらなそうでしたし、株主優待は家族も喜びますから。

なお、株式を5年間保有し続ければ、株主優待は3,000円相当から5,000円相当にアップグレードするとのことで、5年後の株主還元利回りは約5%まで上がる予定です(あくまで「保有し続けたら」の話ですが・・・)。

 

(業種分散がさらに広がる)

通信株では米国のAT&T(T)やベライゾン(VZ)などは5%を超える配当利回りで、どうせ同じ通信株を買うならそちらの方が旨味があるのでは、思うかもしれませんが、配当性向が高過ぎて私の大嫌いなタコ配に陥る可能性があることもあり、避けています。

元々、通信株については設備投資に莫大な費用が掛かることから、高配当ながら敬遠してきた感もありますが、KDDIは配当余地も多分に残しており、何より株主優待が魅力的に映りました。

今回のKDDI購入で、「通信」の割合が上昇し、さらに業種分散が進んだことに加え、割合を落としていた日本株もタイミングよくテコ入れすることができ、ポートフォリオの調整も順調に進みました。

今月は年末と言うこともあり、KDDI購入以外にもリバランスのための取引をしておりますが、その内容についてはまた改めてご報告したいと思います。

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