【投資】2017年最後のポートフォリオ・リバランスを実施しました
株価上昇時こそ他の資産にテコ入れをする
トランプラリーに沸いた2017年の株式相場。世界景気は地政学的リスクはあるものの、企業の業績も着実に上向いてきており、徐々に上昇基調にあるように感じます。
そんなわけで特に株価の上昇が顕著だったため、目標とするアセットアロケーションからポートフォリオの構成がだいぶ乖離してしまっておりましたので、年末にかけてリバランスを実施しました。
実施内容は下記のとおりです。
(リバランスの実施内容)
KDDI(9433)の購入については前回ご紹介しましたが、投資信託から現物へリレー投資のため、積み立てていた ニッセイJPX日経400インデックスファンド は一部売却をしています。
その他、毎月の積立投信の金額調整だけでは調整ができないほどに割合を落としてしまった国内債券、先進国債券、Jリートなどは投資信託をスポットで買い増してリバランスを図りました。
国内債券は大好きな ノーロード明治安田社債アクティブ を、その他は厚い信頼を寄せるニッセイのノーロードシリーズを購入しています。
(リバランス前)
(リバランス後)
未だに先進国株が3%近く超過していますが、他の資産は1%以内の誤差に収めることができました。
株価次第ですぐにバランスなんて崩れてしまうモノですが、野放図のままのポートフォリオと、きちんとリバランスをした状態のポートフォリオでは、新年を迎えるに当たっての気分も違いますので。
ちなみに、リバランスの原資は賞与(ボーナス)ですが、自分の取り分から家族へのクリスマスプレゼントを買った以外に使い道も欲しいモノもないため、そっくりそのままリバランスに充てました(物欲は旅に出たまま帰ってきません)。
株価が上がり、資産も大きく増加して嬉しい反面、もっとリスク資産に突っ込みたくなったりしますが、2018年の相場はどうなるかわかりませんから、株価が上がる今こそ、債券など他の資産へも資金を振り向けておくことが肝要です。
自分の場合は特に、感情に流されやすく、すぐに目標を見失い、逸脱してしまう傾向が強いので、自分が定めた唯一の投資ルールであるアセットアロケーションくらいは定期的(四半期毎)に見直して、2018年もきちんと守っていきたいものです。
2017年12月27日