2017年最後の投稿にあたって、総括と御礼と

2017年もいよいよ終わりを迎えようとしています。毎年、年末になるといつも思うことですが、今年もまさに一瞬で駆け抜けた1年間でした。
このブログはファッションや投資が中心ですが、広くは自分の生活の写し鏡のようなもので、過去の記事を振り返ってみるとその時々の自分の有様が良くわかります。
年内最後のエントリーとして、自らの2017年を振り返ります。
「モノ」から「時間・体験・共有」へ
2017年は「モノ」中心だった生活から、「時間」「体験」「共有」へと大きくシフトした1年でした。
買い物は極端に減り、その分家族のため、そして家族との時間のために費やしてきたように思います。(買い物の報告が去年以上に少なく、おかげで当ブログのPV数も大きく減りましたが、こればかりはもう仕方がないですね(苦笑))
モノに関して言えば、この1年はほとんど買い増すことなく、過去に買い集めたモノだけで生活をしてきました。
それができたのも、流行りに左右されることのない、長く愛用できるモノを吟味して買い揃えてきたことが今に活きており、単なる「浪費」ではなく、多少なりとも「投資」であったことを実感しています。
「gohkiti AWARD 2017」はできないが・・・。
自分のためにはほとんど買い物をしなくなったために2017年は「gohkiti AWARD」は開催できませんが、強いて言えばJean Rousseau(ジャン・ルソー)でオーダーメイドしたウォッチベルトやSusieSvelt(スージースヴェルト)のラウンドウォレットなどは大きな収穫でした。


一方で、新鮮味は薄くとも、今あるモノを再評価する機会には多分に恵まれ、さらに愛着を深めるアイテムはたくさんあります。
例えばリプルーフで臭いがきつくなり、一時は着用が遠退いたBarbour(バフアー)のInternationalなどは、風雨に晒していい具合にオイルも抜け、俄然着やすくなりましたし、子どものクタクタになった靴を見て、やはり道具は使われてこそ価値があることを再認識し、よそ行きの服や靴も頻繁に身に着けるようになりました。
この齢になると、新しいモノやひと癖あるモノなどは身に着けても「あざとく」映るので、良く馴染んだモノの方がシックリきます。だからこそお気に入りならなおさらどんどん使い込まないと、なんて思っています。
「自分のため」から「家族のため」の投資に
投資については、これまで定期的に報告していますので多くは割愛しますが、子供の成長と共に投資目的も「自分のため」から「家族のため」へと変わり、万が一自分に何かあった時にも家族が困らないようにするには何をすべきか、と常に考えている自分がいます。
運用報告には含めておりませんが、今年からポケットマネーの範囲で子どもと嫁さん名義の積立投資もこっそり始めました。
子どもの「ジュニアNISA」では、バランス型(e-MAXIS Slimバランス8資産均等型)と全世界株式(通称:楽天VT)を半々で、また原本保証のある預金しか信用できない嫁さんにも、NISA(来年からはつみたてNISA)で米国株(通称:楽天VTI)を毎月買い付けています。
いずれ家族にも積立していることを打ち明けようとは思いますが、少しでも投資に関心を持ってもらえれば、という願いで始めましたので、いつかその時が来たらそのまま本人たちに引き渡す予定で、それまでは自分がコツコツと積み立てていくつもりです。
QOLに欠かせない3つ目のカギは「RUN」
最後に、ランニングの再開は自分にとって嬉しい出来事でした。そして、まさかこんなに早くハーフマラソンに出場できるとも、怪我をしていた頃は想像もつきませんでした。
他人から見れば大した出来事ではないのですが、自分のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を維持する上でランニングは、体調管理(体重維持や大人ニキビの抑制)はもちろん、生活におけるあらゆるモチベーションの維持にもつながり、またストレスのはけ口にもなっています。
この1年で自分の身体ことをさらに深く知り、万一痛みが走った時も、これは慣れれば消える痛みなのか、それともすぐに走行を中断しなければならない痛みなのかを分別できるようになりました。
「モノ」「投資」「ランニング」は自分の中で並列的であり、また循環サイクルでもあります。この3つのバランスが上手く取れている時だけが自分らしくいれることを実感でき、どれかが欠けても幸福度は限りなくゼロに落ち込んでしまいます。
熱しやすく冷めやすい(飽き性な)性格ですが、来る2018年もこの3つだけは常に均衡が保たれていることを意識して生活を送りたいと考えており、引き続きこのブログの根幹のテーマとなる予定です。
2017年、今年も大変お世話になりました!
そんなわけで久しぶりに長文を書きましたが、いつも以上に個人的な内容で取り留めもなく、大変読みにくくなってしまいましたが何卒ご容赦ください。
やり残したことはたくさんありますし、昔ならできていたことも、家族や仕事を優先するあまり制限が増え、諦めないといけないことも多々ありますが、どうしてもやりたいことは今までより鮮明になり、それだけは周囲の理解を得て取り組めていますし、この1年に後悔はありません。
最後になりましたが、今年も1年間お付き合いをいただき本当にありがとうございました!皆様、どうか良い年をお迎えください。
2017年12月30日