【投資】アセットアロケーションの見直しを実施しました

投資・マネー

2018年年初にあたり、アセットアロケーションの見直しを実施しました。

アセットアロケーションなんて簡単に変更すべきものでないことは重々承知をしておりますが、1月も早半月を過ぎて、2017年とは相場の流れが確実に変化していることを感じ、相場が急変しても動揺して運用方針がぶれないよう、今一度確認を含めて見直してみました。

結果として、[先進国株] +2%、[新興国株] -1%、[先進国債券] -4%、[Jリート] +1%、[先進国リート] +1%、[金(ゴールド)] +1%の調整を行っています。

新たに組んだアセットアロケーションはこれまでのものと大きな変化はありませんが、先進国債券の比率を約半分に減らし、先進国株と国内外のリート、それに金(ゴールド)に少しずつ振り分けています。

これにより算出された新たなアセットアロケーションに基づく各数値は、平均リターンが5.9%、リスク(標準偏差)が13.8%、シャープレシオが0.43となりました。

 

自分のリスクの許容度を確認する

今回の変更で、全体のリスクは13.8%となりました。以前のアセットアロケーションよりも多少リスクを取っています。

リスクについては、リーマンショックなどを経験して、100年に1度とはいえ現実には十分起こりうるものであると言う想定の下、標準偏差(リスク)3倍にして実際にパーセンテージを総資産額にぶつけてみて検討しました。

なお、3標準偏差で99.7%までの発生可能性をカバーすることができます(標準偏差1倍で68.3%、標準偏差2倍で95.5%)。

ポケットマネーの範囲とは言え、いずれは子どもの教育資金に充てることも考えて、リスクの想定は高めにとりましたが、パーセンテージだけでなく、具体的な金額で見ることでより実感が湧き、結果的に想定よりもリスクは取れると判断。

家計の方では別途蓄えている貯金もあり、生活防衛資金もあることから、結果的に債券クラスを減らし、その分リートなどに振り分けるという判断するに至りました。

リスクと言うと値下がりについて考えがちですが、何も損失方向のダウンサイドリスクだけではなく、値上がりの可能性も示す、いわば「上下に動く損益の振れ幅」ですので、極端にリスクを取らないとその分上昇余地も限られてしまいます。

自分が負えるリスク(失っても諦めがつく損失の範囲)を再確認することができましたので、それだけでも今回見直して良かったかも知れません。

 

シャープレシオはローリスクハイリターンを測る尺度

一方、シャープレシオは、見直しの結果、0.43のまま変わらずとなりました。

シャープレシオとは、1リスク当たりの収益性を示す、言わば投資における効率性を表す指標で、数値が高いほどローリスクハイリターンであることを示す指標でもあります。

今回、様々なバランス型ファンドやインデックスブロガーの方々の公開されているポートフォリオを拝見し、「my INDEX 資産配分ツール」に入力してみて大いに参考にさせていただきました。

 

積立投資信託の銘柄の見直しも実施

(積立投信の銘柄を一部変更)

アセットアロケーションの見直しと合わせて、今回、積立投資信託の銘柄やタイミングについても若干見直しました。たわらノーロードシリーズとEXE-iシリーズが消え、新たにeMAXIS Slimシリーズが2本加わりました。

最近積み立てる投信をコロコロ換えていますが、頻繁に変えるのも節操がないので、もう基本はeMAXIS Slimシリーズで、eMAXIS Slimシリーズにラインナップがないモノについてはニッセイインデックスシリーズにするのでもいいかなぁ、なんて思っています。

とりあえず2018年の運用方針もしっかり確認できましたので、あとは方針に沿って愚直に運用していくだけです。これでしばらくはほったらかしでも大丈夫かなぁと。

正直なところ、年末から年始にかけてかなりの時間を投資の検討作業に割いてしまっていたので、もういい加減、他のことにも有益に時間を使いたいと思っています。

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