第36回鴻巣パンジーマラソンを走ってきたよ!(ハーフの部)
辛うじて1時間50分切りの目標達成
春の嵐が過ぎ去り、春めいた気温と快晴の空の下、埼玉・鴻巣市のパンジーマラソンに参加してきました。マラソン大会出場はこれで2回目となります。
フラットで記録更新を狙いやすいコースということで、「それなら前回の記録は更新しないとな・・・」なんて勝手に変なプレッシャーを感じながら、今回は1時間50分を切ることを目標とし、1時間40分台でのゴールを目指すことに。
鴻巣駅から会場となる陸上競技場までは徒歩15分。埼玉県人なら誰もが知っている免許センターのすぐそばです。会場までバスも走っていますが、大半の人は歩いていて、本番に備えて会場までジョグしている人も結構いました。
余談ですが、パンジーマラソンが開催日はひな祭りの期間中で、鴻巣市は日本一高い“ピラミッドひな人形”で有名。会場そばのショッピングモール「エルミこうのす」には1,830体(2018年)のひな人形が飾られており、行きはまだオープンしていませんが、帰りは覗いてみてもいいかもしれません。(「鴻巣びっくりひな祭り」公式ホームページはこちら)
(中央のテントが荷物一時預け所、右奥が体育館)
パンフレットに記載がなく少々不安だったのは、走っている間の荷物の保管について。鴻巣パンジーマラソンは川口マラソンのように荷物を預かってはくれませんので、自分たちで管理しなければなりません。
競技場周辺は広々していて、天気も良かったこともあり、皆さんレジャーシートを敷いて荷物を置くなどして参加していました。隣接する体育館に有料のコインロッカーもありますが、体育館の中でもレジャーシートを敷いて荷物を置いていました。
レジャーシートを持参していない人も体育館の一角に荷物を置いておくか、もしくは競技場脇のランナー用一時荷物預け所(ラック台)に荷物を置いており、自分もPASMOと少しの現金をキーケース1つにまとめ、ジップポケットに入れて走ることにし、他の荷物はラック台に残していきました。
どこも人の目が多く、かなりオープンなので、逆に盗られる心配はないかもしれませんね。
(走る前にバナナでエネルギー補給)
当日の服装は、長袖のランニングシャツにエアロロフト(ダウンベスト)を羽織り、ランニングタイツは履かず、ショートパンツのみという前回と同じ格好。シューズは、しばらくストックしていたAIR ZOOM ELITE 8で臨みました。
ランナー用一時荷物預け所のすぐそばでは、これから走るランナーたちにバナナが配られていて、自分もエネルギー補給し、いざ本番です。
(残念ながらコースにパンジーは一輪も咲いておらず)
パンジーマラソンと言っても、パンジーは市の花ってだけで、走りながらパンジーが楽しめるわけでもなく、時折焼畑の臭いを感じながらただひたすらのどかな田園地帯を走ります。少々変化に乏しく、苦しい時間帯を風景で紛らそうというのはあまり期待できないかもしれません。
それでも、道幅は比較的広く、給水所も多数あり、1kmごとに標識も立っていて、アップダウンもほとんどないなど、記録更新を目指す人にとっては計算しながら走ることができるので、最適なコースかもしれません。
自分は、と言えば、目標を意識し過ぎて前半から結構飛ばしてしまい、10km過ぎから右膝が抜けるように力が入らず、踏ん張りが効かない状況に。「マズイなぁ」と膝をかばいながら走っていたら、次第に股関節にも影響が及んでしまい、苦しくなる一方。
それでも、起伏の少ないコースと周りの声援に助けられ、標識からゴールタイムを皮算用しながら走り、何とかゴールすることができました。
(目標タイムは何とかクリア)
記録はネットタイムで1時間47分41秒。前回と比べてちょうど3分縮めることができました。前回のペースが5分18秒/kmだったのに対し、今回は5分8秒/kmと平均10秒知縮めて走ったことになります。
走り終えた後の感想は前回同様「フルはまだ無理!」で、もうただ長い道を走る練習を続けてもダメなんだろうなぁと感じます。トレーニング方法を見直さないと、恐らく何度走っても今回同様身体がついてこないはずですから。
(力の抜け切った身体に染み渡る豚汁)
何はともあれ、無事に完走することができて「ホッ」としながらいただいた具だくさんの豚汁は、水分も塩分も全て抜け切った身体に染み渡る極上の美味しさでした。
ゴール後にいただいた参加賞は、肩掛けもできるしっかりした作りのエコバッグ、これは家族に喜ばれました。
苦しみましたが、その分自分に足りない部分も見えましたし、全体を通じてボランティアやスタッフの皆さんがとても歓迎ムードだったのが印象的で、参加して良かったと感じています。
今後の大会の予定はもう入っていなかったのですが、日々走る上で目標はあった方が張り合いが出ると思い、次の大会のエントリーをしました。次走は5月4日、埼玉・春日部市の「第30回記念春日部大凧マラソン」に参加します。
右膝の回復が遅れており、痛みが残っているのが気掛かりですが、回復次第、坂道トレーニングなどを加えて、実際に本番でどう効果が出るのか試してみる予定です。
TAGS: 鴻巣パンジーマラソン | 2018年3月5日