【BUY】アンデルセンアンデルセン/クルーネック・セーラーセーター
“The 重衣類”で季節の移ろいを感じる
Andersen-Andersen(アンデルセンアンデルセン)のセーラーセーターを購入しました。メリノウール100%を使った5ゲージのリブ編みのそれは、1kg超えのまさに「重衣類」と呼ぶに相応しい代物。
ブログつながりで良くしていただいている「Mes favoris et musique」のオボイストさんがたびたび着ているのを見てずっと気になっていましたが、「ちゃん貴の物欲解消備忘録」を運営するちゃん貴さんのツイートがトリガーとなりました。
(オボイストさんとちゃん貴さんのブログを読み漁った)
(Andersen-Andersen/Navy Crewneck)
購入したのはRoyal blue(ロイヤルブルー)。個人的にはH.Green(ハンティンググリーン)やCamel(キャメル)が好みでしたが、嫁さんから「らしくない」と、ロイヤルブルーを勧められ、受け入れた格好。
似合わないと言われてさすがに最初は「ムッ」としましたものの、自分で見ても確かに似合っていないので返す言葉がありません。ロイヤルブルーといってもさほど明る過ぎない落ち着いたトーンは、自分でも気に入っています。さすがは嫁さん。
このセーラーセーターの佇まいに、ふと、映画『マンチェスター・バイ・ザー・シー』辺りで使われていそうな、武骨さの中にスマートさを併せ持った印象を受けました(あくまでも個人的な想像です)。
(立ち上がり気味のクルーネック)
そのまま1枚で着ても良し、中に襟シャツを羽織ってもサマになる、広めで立ち上がり気味のクルーネック。襟元だけ見てもカッコイイです。身幅もしっかりあり、ザックリ着る感じも好き。
極度の寒がりのくせにニットには苦手意識があって(特にハイゲージニットやカシミヤなどは破けや穴開き、虫食いなど、とにかく管理が大変そう)、これまで嫌煙してきましたが、厚手でしっかり編まれたこのセーターには安心感を覚えます。
(大好きなポイントのサムホールよ袖元)
袖の付け根の部分の編み形とか、袖口のサムホールなどは特に気に入っている部分。着たらずっと親指を通していると思います。
自分はお洒落下手なので、単品で着るだけで雰囲気を醸してくれるような個性の強いアイテムに惹かれる傾向にありますが、このセーラーセーターは単体でも存在感があり、また組み合わせても上手く溶け込んでくれるため、汎用性が高く嬉しいです。
最近は洋服を買う機会がとんと減ってしまい、12月のオボイスト会(オフ会)に着ていく服が無く、正直かなり焦っていたところでしたので、まさに渡りに舟でした。これなら恥ずかしい思いをしなくて済むかな・・・、なんて。
忙しさに追われる毎日を過ごす中、ふとカレンダーを見上げれば11月も半ばを過ぎ、師走が目前に迫っているという事実に愕然とする今日この頃。
日々寒さが増す気温に、季節の移ろいを感じるだけの気持ちの余裕くらいは持ちたいもの。その一助にこのセーラーセーターがなればいいな、と思いつつ、もう一歩寒さが進みセーターの出番がやってくるのを今や遅しと待ち侘びています。
TAGS: Andersen-Andersen | 2018年11月17日