結婚10周年のささやかなプレゼント
1月某日、おかげさまで結婚してから10回目の結婚記念日を迎えました。結婚して満10周年、長いようでいて振り返ってみればあっという間の出来事だったように感じます。
結婚した当時、エンゲージリング(婚約指輪)はなく、マリッジリング(結婚指輪)しか贈っていませんでした。そのため「結婚10周年の時には時計が欲しいから貯金をしておいてね」と言われていて。
しかし、海外旅行など事あるごとに2人でブティックを物色して回るのですが、とうとう10周年の記念日までには「これ!」というのが見つからなかった様子。
嫁さんのストライクゾーンは狭く、サプライズは大抵裏目に出ることはこの10年の結婚生活で学習していますので (嫁さんからは「選ぶ人にセンスがないだけ」と言われておりますが・・・) 、急かすようなことはせず、本人が相応しいモノを見つけるまでは待つつもり。
しかし、今は子どもにもまだまだ手が掛かりますし、たとえ今時計を手にしたところですぐには身につけられないと自覚しているようで、さして急いでいる様子もなく、正直いつ買ってあげられるかはわかりません。
そこで、せっかく10周年の結婚記念日に何もないのは味気ないので、実は昨年末にひっそりと記念品を仕込んでおり、すぐに渡してしまいたいのを1ヶ月我慢して、とうとう結婚記念日当日にサプライズで渡しました。
Knot(ノット)のCS-36スモールセコンド。オボイストさんのブログで奥様とお互いに贈り合っているのを見て素敵だなぁと思っていた時計。ケースやベルトなど自分好みにカスタマイズできるので、自分のために選んでくれた時計なんて 特別感があって貰ったら嬉しいだろうなぁと。
開店してまだそれほど経っていない Maker’s Watch Knot 丸の内ギャラリーショップ で延々悩みながら絞り出したのが、レッドゴールドのケースに赤の栃木レザーベルトの組み合わせ。赤のベルトは冬季限定カラーとのこと。
オレンジ色の秒針がとっても可愛く、一目で気に入ってしまいました。文字盤はホワイトではなく、ほんのりアイボリーがかっている・・・はずなのですが、隣に並べてみないと分からないくらい淡く自然な色。
散々悩み抜いた挙句「この組み合わせでどうですかね?」と店員さんに相談したところ、「素敵だと思います。一番人気の組み合わせですよ」だって(苦笑)。Dバックルもレッドゴールドで揃えてみました。
嫁さんは「手首に異様に汗をかくから革ベルトが苦手」らしいのですが、自分は逆に革のベルトを身に着けてもらいたくて。渡すまでそれだけが気掛かりでしたが、結果的に喜んでもらえてホッと一安心。
万一の時でもノットなら購入時に貯まったポイントでメタルベルトを買って交換するつもりでいました。その辺はもう長い付き合いですから、もしもの反応だった債の保険もかけてましたが、やはり自分の見立てが受け入れられるのは嬉しいモノです。
もし、嫁さんが時計自体気に入らず「いらない」となっても、ベルトを替えて自分が使うことことまで見通してチョイス選んだことは内緒。もうその心配もなくなりましたので、夏は白のメッシュベルトなどに交換してあげようと思います。
照れ臭くて改まってお礼なんてなかなか言えないけれど、プレゼントを通じて形で気持ちが伝えられれば・・・、なんて自分に都合良く考えていますが、これから見つかるであろう本命の時計と共に、彼女の上の腕で時を刻んでくれれば嬉しいです。
TAGS: Knot | 2019年1月27日