【投資】日本株:トラスト・テック、NPC、FPGを3銘柄まとめ買い
今年も早折り返しを迎え、後半戦に突入。
夏のボーナスも入り、米国株を買おうと思っていましたが、ダウ平均株価が最高値を更新するなど、最近はちょっと買い難い地合いが続いており、持て余し気味の買付余力。使い道に悩んで、結果日本株を買うことにしました。
無理に使わず、温存しておいても良かったのですが、後半は冬のボーナス以外にまとまった現金が入ってくる予定も何度かあって、ある程度の余力は残しながらいつ来るかわからないリセッションに備えつつも、無駄に余らせることなくできる限り投資に資金を振り向けたいと考えています。
しばらく迷っていた投資手法についても、この際検証をしてみたいと思っており、連休を利用してスクリーニングを行って3銘柄を選び、本日寄り付きで全て購入しました。
ちなみに銘柄選定ですが、米国株より数の多い日本株ですから、①決算月が3月・12月以外、②都内近郊で株主総会を開催、③無配でないこと、の3条件を予め付した上でスクリーニングをかけています(全部チェックなんてしていたらキリがありませんから)。
購入した銘柄は以下のとおり。なお、選定基準は日本企業ということで若干基準を低くしてはいますが、選定方法は米国株とほぼ一緒です。
トラスト・テック(2154):6月決算
技術者派遣のトラスト・テック(2154)。2020年1月に持株会社に移行し、「ビーネックスグループ」に商号変更するそう。
業態は夢真ホールディングス(2362)みたいなものかなぁと思っていますが、タコ配+優待で株価を維持してきた夢真と比べて安定的な印象を受けます。ただ、自動車産業への派遣も多く、景気後退に傾くと抱える社員を持て余すリスクがあるのは、派遣業全般に言えることですね。
他方、イギリス、中国、インドネシアなど海外展開にも積極的で、今回の持株会社化への移行も先々のM&Aに向けた準備とも見受けられ、景気に左右されず、今後の事業拡大に期待したいところです。配当利回りは2.2%前後。
FPG(7148):9月決算
英字3文字では何をやっている会社かさっぱりわかりませんが、主にオペレーションリースを手掛けているFPG(7148)。主に船舶や航空機などのリースを扱っているとのこと。その他、不動産事業、保険仲介人事業など多角化も進めています。
数年前は営業利益率が60%台半ばと、驚異的な数字を上げていましたが、競争激化による支払手数料増などの影響により現在は50%台半ばまで落ち込んでおり、営業利益率の低下傾向は今後も見込まれています。
他方、売上高は引き続き順調に伸びており、利益率の低下分をカバーしてくれるのでは、と期待しています。無配は投資対象から外すことは決めたものの、配当利回りは銘柄選定の基準から外していますが、5.6%前後とあって大変魅力的です。
NPC(6255):8月決算
また英字3文字の企業、NPC(6255)ですが、こちらは自分が投資を始めた頃から知っていました。投資を始めてすぐに太陽光発電事業に魅了され、シャープやホンダ、フェローテック、アルバックなどの銘柄に熱を上げたものです(その後いずれの銘柄も悲惨な結果になりましたが・・・)。
そんな中にあったネヌ・ピー・シー。当時は高くて買えませんでしたが、しばらく見ない間に太陽光パネルのリユース・リサイクルや太陽光発電所の検査業務など、領域が広がっており、業績も回復基調で前期より復配済みとのこと。
営業利益率も改善傾向であり、懐かしさ半分、今後への期待を込めて複数単元購入。配当利回りは0.9%前後。
こうして決算月をずらした企業を保有して、配当金の受領時期を分散させつつ、タイミングが合えば株主総会にも出席して経営者の生の声を聴いてみたいと思っています。
出口(売却)判断が苦手な自分にとっては、今回買った企業がこれから先も順調に成長し、処分の判断に迫られるような日が到来しないことを切に願うばかりです。